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日常

月末の昼休みのATMは混んでる事が多い、この事はおそらく万人の知るところやと思う。

その銀行には2台のATMがある、並ぶ列は一列そして二番目、1台はご高齢の叔母さんがはなんやら紙を開けて店員さんにあ〜だこ〜だと聞いているコレはなかなか終わらんなと思いもう1台のATMに目を移すと「明細をお取り下さい」と無機質は声が聞こえてきてる、もう終わり?と思うと躊躇なく次の作業をやりだした。
何度かの「明細をお取り下さい」と無機質な声が聞こえた後さっさと片付けて帰って行った。

前の人は幼児の子を抱っこして低学年位の男の子の手を引いてATMの前へ、後ろにはソーシャルディスタンスを取ったおじさんがその後にもディスタンスを取って列ができている、隣の叔母さんは未だに行員さんと話をしている。
前の子連れのお母さんはカードを男の子に渡して「ここに入れて」とやっている、番号を指示してタッチパネルを押させてお金を渡して「ここに入れてね」とちょっとしたら硬貨が出てきたら「それを取ってね」と当然、明細が出てくると「その出てきた紙もとってね」と一通り作業が終る、すると「これはどうするんやった?」と言いながらカードを渡した。

「えっ!」

多分声が出てたと思う。

チラッと後ろを振り返ったがまた前を向いて何事も無かったかの様に
「じゃ番号言うね」と作業を続けていった。
そうこうしてると隣の叔母さんと行員さんが「窓口でやりましょうか」と窓口へと行ったのでなんとか昼休み中に用事を終われた。

夏休みになってこのクッソ暑い中で家にずっとおるんやったら銀行で時間を潰すのはありやと思うし実際に機械に触るのもええ事やと思うしそれも教育やと思うよ、でも後ろに列ができてるんやったら「後ろに並んでるからもう一回並び直そう」って言うのも教育なんじゃねえか!

そんな教育受けた事ないけど


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