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2025年のサードプレイス探し(最終章)

2025年のサードプレイス探し(最終章)です。前回の記事(下記を参照)の続きになります。


空の月がゆがんだ

よく晴れた寒い冬の日が苦手だ。どうせなら楽しいことを思い出せばいいものの、ふとした瞬間にあの日のことを思い出してしまう。 つらくて苦しいことがあっても、それをバネにして生きてきた。出来事を笑い話にできる自信もあったし、苦しいことも楽しいことも嫌いではなかった。仕事なら仕事、恋愛なら恋愛、お金ならお金を稼いで記憶を上書きすればいいと思っていた。

あの日のことは、取り戻して上書きできるようなものではなく、笑い話などにはとてもできなかった。つらくて救われたくて、本当の意味で初めて神に祈った。涙が止まるまで祈った後、「こんな時だけ神に祈っても仕方がない。自分を救うのは自分自身だ」と悟り、教会を後にした。あの日の空、夕日、冷たい風、自分の影を鮮明に思い出す。やさしく明るく輝く月が、涙でゆがんだ。

選択しなかった未来を見る

手話の発表会の後、私は仲間の前から姿を消した。誰とも会いたくなかった。趣味で書いていた個人ブログも閉鎖することに決めた。 閉鎖を告げた後、ブログ上でやり取りをしていた女の子からコメントが届いた。

「ブログから感じる〇〇さんはやさしそうで、自分にはお姉さんはいないけど、もしいれば、こんな人だったのかなぁと、お姉さんのように思っていました。私は、ろう者で〇〇さんが手話の勉強されているのがうれしかった。ネットでは、もう会えなくなってしまうけど、勉強されているのであれば、いつの日かリアルでお会いできると思っています。また会う日まで。」

読んで、こんな偶然があるんだと驚いた。手話を辞めるとは告げられず、「いつかお会いする日があるかもしれませんね。お元気で」と、嘘をついた。

それから、なるべく思い出さないように過ごしてきた。去年、手話を思い出すことが多く、胸の痛みを感じつつも彼女のことも頭によぎるようになった。あの日の出来事と手話は別の出来事なのだ。それがリンクしてしまって脳がバグっているだけだ。今になって思い出すのは意味があるのかもしれない。このバグを解消するチャンスなのではないか?

もう一度、勉強を再開して、彼女に声をかけるかは別としてリアルで会えるとしたら美しい思い出に書き換わるだろう。または、手話は私にとって難しいから「がんばったけど、できなかったわ」と、区切りをつけられるだろう。

あの時、選択しなかった未来を見ることができる。タロットカードの結果を見る限り苦しそうだが、時が経った今なら乗り越えられるのかもしれない。

占いコミュニティは切れ味よし!

4つ目の候補は「占いコミュニティ」です。「正義」のカードが出ました。このカードは、迷いなく判断でき、ニュートラルな感じです。関わることで自分の軸がしっかりし、占いの切れ味がよくなりそうです。いろんなコミュニティに切り込んでいく感じでしょうか。これはこれで仕事への迷いがなくなりそうで良い感じです。

どれを選んだかは後日ご報告します

サードプレイス選びは、占いが出そろったところでひとまず終了です。読んで気づいた方がいるかもしれませんが、占う前に詳細を伝えていただくほど解像度の高いリーディングができます。話しづらいこともあるかもしれませんが、可能な限り伝えていただくと、満足度の高い占いになると思います。

私がどのサードプレイスを選んだか、どうなったかは、夏ごろにnoteでご報告します。 最後までお読みいただきありがとうございます。あなたの勘だと、どれだと思いますか? では、またお会いしましょう!


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