イーナーホ

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ぷりぷりしてたら降りてきた名文

あたしゃ 「いい人」にはなるよ だけど 「都合のいい人」にはならないよ

    • みそぎ

      からだの奥底から、 どうも、どうも清らかでない黒い液体が ぶくぶくぶくぶく沸き上がってくる。 たまーに、こういう事が起きる。 ある方の歌声を浴びることにした。 数曲浴びると、黒い液体が、からだの外に流れ出しはじめた。 もう数曲浴びると、グレーの液体がからだの外に流れ出しはじめた。 もう数曲浴びると、きれいなブルーの液体がからだの中を流れはじめた。 最後の歌声を浴び終えると、 なんということでしょう。 私はクリスタルでしょうか。 合掌です。 歌声で、みそげるんで

      • ワカラネーゼ

        ふたついっぺんに、 手に入れては いけないのだろうか 誰にとがめられたでもない、 なんなら、ふたつともから求められ、 うん、とうなづきさえすれば、 ふたつとも、手に入る しあわせはひとつしか手にいれられないの? よくばってはだめなの? どっちも大事にするよ! だって、どっちも大好きで、大切なんだもん。 それじゃあいけないの? 手放したら、もう会えないかもしれない。 手放しちゃったら、もう手に入らないよ。 自分で自分のしあわせを選ぶという。 自分軸のことを、

        • みぞおちにカビ

          ウソのような、ホントのお話。 タイトルだけ、やけに脳裏に鮮明にうかびあがるもんだから、 記す。 #なんのはなしですか

        ぷりぷりしてたら降りてきた名文

          ケッセーラセーラ

          10代まで 豊かな感受性のなか、元気に生きてくれてたんだから、 あんたは、それだけで素晴らしい 20代 無知による、悪気のない傲慢期 30代 傲慢によるリターンによるダメージにて、無知の知 少々 40代 無知の知 やや増し さぁこれから、どう仕上がれるのか

          ケッセーラセーラ

          同情するなら家をくれ

          子どもの頃から、キレイな一軒家が欲しかった。 「展示会場だったものを、 お譲りします!」 といったチラシが入れば、 母親に、応募してくれ、と懇願した。 間取りをみては、幸せそうな生活を妄想した。 私は、大切に育ててもらっている。 ただ、当たり前を疑ってきた両親に育ててもらったので、 周囲のみんなと一緒の条件であることが少なかった。 今の自分が好きだ。 だけど、一戸建てだけは、 なぜか手に入らない。 こんなに多くの人間が、 色んな場所に一戸建てを構えている。 お

          同情するなら家をくれ

          こっそり会議

           このあたりの八重桜はやけに濃いピンクだ。 今年は特に濃い気がする。 そういえば先に咲いていた桜は、 今年はやけに白かった。 土の中で、ピンクの配合を、互いに調整したんだろかなぁ。

          こっそり会議

          余白をください

          5歳の息子が、なにやら子ども向けのタブレットパソコンのようなもので、 つんつんと文字を入力している。 最近ひらがながすこし読めるので、書くことも気になるらしい。 「きょ う りゅ う と ゆ き の す べ り だ い を す べ り た い」 とか、一文字一文字を声出ししながらつんつんと入力している。 18歳の娘が 「スペースっ、てとこ、押してごらんよ」とキーボードの使い方を教えてあげていると、 「すぺーすって、どういうこと? いっぱいじがかけるっていうこと?」

          余白をください

          長い間~待たせてご~めん~

          とある方の作品を読んだ。 「結婚の決め手はなんだったのか」 というテーマだった。 妙にそのテーマに引っ掛かり、 3度の結婚をした私は、何を書けるだろうと思った。 最初の結婚から約20年経っている。 私が聞かれたとしたら、 こう答える。 (1回目のとき) なーーーーーーんにも、わかっていなかった。 自分の脱線により、破壊をもたらしたのだけれど、 その破壊によって、私たちがまったく夫婦というか、パートナーとしてどんなに浅い関係だったのかを、 思い知ることとなる。 (2回目

          長い間~待たせてご~めん~

          違和感のある話

          「マスオさんはああ見えて、 元カノが10人いるらしい」 by 18歳娘より提供ネタ (エピソード) 我が家ではなぜか5歳の息子がサザエさんにはまっていて、 なぜか毎週録画することになっている。 なぜかちびまる子ちゃんは、大笑いしながら見るくせに、 録画はしなくてよい、という。 日曜日の夜なんだ、を味わうためのとっておきの番組だけど、 最近は息子リクエストにより、なかば強制的に毎日リピートで流されるので、もはや曜日が麻痺してくる。 内容も展開も覚えてしまい、大人たちは

          違和感のある話

          ゲンキがあれば~、なんでもできる~

          夢、かなえたい夢、夢…、夢とは! ない・・・ ない・・・ ないよ?!!!?! もう、人生折り返し中ではあるし、 たぶん結構満たされてるという、ありがたい状況なんだろう。 逆算してみようか。なんかひらめくかも。 (80歳) 可愛いイカしたおばあちゃんに仕上がっている (70歳) その手前くらいの可愛い洒落けのあるおばあちゃんに仕上がっている (60歳) 古民家をリフォームした快適な一軒家へ移り住む 水回りだけは最新の設備で、自分で掃除してくれるやつにしよう! 仕事は

          ゲンキがあれば~、なんでもできる~

          ウィスキー~が、お好きでしょ~~~

          1.8リットル約800円の酸化防止剤無添加の白ワイン これが私の晩ごはんタイムのパートナーの大半を占めている。 1.8リットルを抱き抱えてキッチンに立っていたら、みんなに可愛いと言ってもらえた。 小さな「つよいこグラス」に、2.5杯が平日はちょうどいい いい気分でも、なんとか家事ができる。 3杯いくと、もう家事なんてなんにもしたくない。 週末は3杯のむ。 社会でかぶっていた、イイ人モードの仮面がぽろぽろと剥がれ落ち、 たぶん自分がいちばん本当はなりたい自分に辿り

          ウィスキー~が、お好きでしょ~~~

          パイセン

          スーパーで買い物を終え、屋上駐車場に向かうエレベーター 5歳の息子といたのだが、60から70歳代くらいの一人の女性とちょうど乗り合わせる感じになった。 息子はエレベーターのボタンを押すのが好きなので、先にたたっと乗りこんで開けるボタンを押して待ち、その女性も中に入った。 その女性はやわらかい眼差しで息子を眺め、 「このくらいの子って、本当にかわいらしいわね、、、」 「忙しくて大変な時期かもしれないけど、、、」 そんなやわらかい会話をひとことふたこと交わし、 エレベータ

          to W

          自分がヒリヒリしていた時代に、ロックオンしていた歌というのは、 何年経った今でも、きゅうに無性に欲することがある。 そんなこんなで、何曲か聞いていた。 あ~~~。刺さるわぁ~~~。 そのうち、ふと思い出して、Bank  Band の「to U」という曲を聞いた。 フェスの2010年の映像だったけど、 シチュエーションと、サリュさんの声と桜井さんの声で、 心も頭のなかも、じゃぶじゃぶじゃーじゃー洗われた。 あ~わたし、透き通ったんちゃうか。 こんなきれいな曲が、久

          家族写真-2-

          どうしても残しておきたい 今を切り取って残しておきたい 写真館で、シャッターを切ってもらいたい なぜか最近そんな気持ちがやけに沸き起こるようになった。 私には18歳の娘と、5歳の息子、夫 という家族がある。 夫とは再婚で40歳で息子を授かった。 娘はいわゆる私の連れ子、になる。 娘のことは、私が未熟だったばかりに、小さな頃からさんざん振り回してきてしまった。約10年間のシングルマザー生活、 それでも一緒にいてくれた。 今の夫は、本当に不思議な人で、 私の全部を受け入れ

          家族写真-2-

          ぼかぁ~しあわせだなぁ~

          合わせ鏡のよう。 その時の自分が、その時の自分に合うパートナーを引き寄せて、自分で選択している。 振り返ってみれば、深くうなずくしかない。 自分が根本的に健康(思考とか心の状態が健康という意味合い)でいられてはじめて、 人を大切にすることができる。自分の中に沸いてくる、今までとは違うあったかいものに、 はじめて気づかされる。 今までいかに自分がひとりよがりだったかを思い知る。 三度の結婚を経験しているが、 今の自分の内側をけっこう気に入っている。 よって、いとおし

          ぼかぁ~しあわせだなぁ~