誰でも受かる! AMPSオンラインコース体験記
はじめに
私は2023年3月にオンラインコースを受講し、認定評価者となりました。
(※2023年度からしばらく全コース中止となるそうです。)
受講した感想としては、誰でも受講すれば認定評価者となれると思いました。
今回は、これから受講する方に向けて体験記を纏めようと思います。
そもそもAMPSとは
つまり、ADLの質を点数化し、介入による効果判定を出すことができます。
また、グラフィックレポートと呼ばれる図が出され、視覚的にカットオフ値と比較でき、クライエント(以下、CL)に見せることでフィードバックすることができます。
AMPSについて初めて学ぶ方は、こちらの書籍を最初に読むとスムーズに頭に入るのでお勧めします。
なぜAMPSオンラインコースを受けたのか
私が受けた理由としては、AMPSを用いた事例報告を出し、MOHO認定セラピストを取るためです。
また、AMPSを使用するには課題ごとの物品や環境が必要であるため、より作業に基づいた実践ができる職場を作ることができます。
受講に必要なもの
基本的には受講料だけです。
私が受講した時点では13万円と高額な費用でした。また、海外の経済状況によって今後はもっと値上がりするかもしれません・・・
また、全編英語の動画となっていますが、英語が苦手でも問題ありません。
なぜならYouTubeのように再生速度を調整でき、英語の字幕もついているため何度でもゆっくり観れるからです。
ちなみに私は1.5倍速で観てたので、2週間程度で全て終わらせてしまいました。(笑)
受講の流れ
吉川ひろみ先生のFace bookでの案内や、CIOTS Japan ホームページ(http://amps.xxxxxxxx.jp/) にて申し込みをする
数週間後に日本語訳マニュアル2冊が届く
AMPSオンラインコースを受講する(1ヶ月以内)
全ての講座を終え、ライセンスキーを取得する
という流れになっております。
オンラインコースはスタートしてから1ヶ月以内に終わらせないといけないので注意が必要です。
各レッスンの内容
レッスンは13個ほどあり、それぞれ動画を見た後に4択問題に答えることになります。(例:今の動作は何点か?など)
マニュアルの評価基準と照らし合わせながら答えていきますが、間違えても大丈夫なので何回でも選択できます。
しかし、ケース採点(全て自分で採点するもの)は2回までしか提出できないので、慎重に採点していきましょう。
ちなみにケース採点では、点数が参考値よりも低すぎたり高すぎたりすると注意を受け、フィードバックを受けます。
(2回とも参考値より大幅に異なっていたとしても、次のレッスンに進めるので安心してください。)
レッスン終了後
しばらくするとメールが届き、ライセンスキーと認定証のデータがもらえます。
ライセンスキーはOTAPというソフトウェアをインストールし、アカウント登録をする際に使用します。
これで、晴れてAMPS認定評価者になります!
また、認定評価者になっても採点の正確性が乏しいと思います。
そのため、作業遂行研究会(https://sagyousuikoukenkyu.webnode.jp/)では認定評価者に向けた採点方法のオンライン講座があるので、ぜひ参加すると良いでしょう。
まとめ
AMPSオンラインコースは費用を用意すれば誰でも認定評価者になれます。
AMPSの評価をしなくても、CLの動きを細かく観察することができるようになりました。
AMPSの利点を活かすことで、作業療法士のスキルが向上していきます。
作業に基づく実践がしたい方はぜひ受講することをお勧めします。