国公立大学に行きたいなら知らないといけない事実
こんな方におすすめの記事です!
この記事はこんな方におすすめ
✅高校1・2年生
✅大学に行きたいと思っている中学生
✅大学受験について知りたい方
こんにちは!
SCアカデミー塾長の齋藤です(^^)
今回は新発田高校や新発田南高校(普通科)に通っている生徒やその親御さんに向けて、
✅国公立大学に進学するために必要なこと
についてお話をしておこうと思います。
(ほかの公立高校に通っている方も読んでくれると嬉しいです...)
国公立大学は同じレベルの私立大学よりも遥かに勉強することが多く、とにかく対策に時間がかかります。
これから国公立大学に進学したい!
と考えている方はぜひ最後まで読んでくださいね。
ちなみにこの記事では、偏差値60以上の難関国公立大学ではなく、偏差値60未満の中堅以下の国公立大学を目指す場合を想定しています。
公立の進学校に進学すると
塾長のわたしは公立高校である新発田高校出身です。
高校に通っていた当時は全然気づかずに学校に通って勉強をしていたのですが、
公立高校は色々と受験に不都合が起こってしまうことがありました。
(決して新発田高校が悪いというわけではないですよ。今でもお会いする先生がいるほど、先生方は熱心で良い方ばかりでした。)
公立高校で多く見られる思考
公立高校に通っていると「まんべんなく勉強をすることが良い」という思考が染み付いてしまうことが多いです。
これは公立高校だけでなく、中学生の勉強でもよく見られます。
これが悪いというわけではありませんが、まんべんなく学習するというのは一部の方にしか当てはまらず、大抵の方には合わない場合が多いです。
特に、苦手科目と得意科目がある方はまんべんなく学習をしてもあまり効果的ではありません。
公立高校の学習進度は遅い
新発田高校や新発田南高校に進学すると、大抵の方は
「中学のときに比べて授業進度が早すぎる💦」
と感じます。
しかし、大学受験のことを考えると公立高校の授業進度はかなり遅いです。
(どの公立高校も遅いというわけではありませんが、新潟県内の公立高校は遅い傾向にありますね。)
つまり、大学入試で出題される範囲の学習を終えるのが遅いと言えますね。
これは入試科目数が多い国公立大学を目指す生徒には致命的です。
ちなみに、先程から遅い遅いと散々言っていますが、何を基準に遅いと言っているのかというと、
「高校3年生になっても入試で使う科目の学習が終わっていない」
という状況を指しています。
国公立大学を目指す方であれば最低でも高校2年生のうちに
✅入試で使う主要科目
(※主に二次試験で使う科目)
は一通り基礎学習を終え、入試対策に入れる状態になっているのが理想です。
だからといって、「学習進度の早い高校に行け!」といってもなかなか現実的に難しいという方も多いと思います。
そこで、次の章で国公立大学に合格するために必要な意識や知識、考えを説明していこうと思います。
国公立大学をめざす上での心構え
国公立大学に行くには基本的に
✅長期的な計画
を立てて、戦略的に勉強をしていく必要があります。
単純にまんべんなく全科目「よーいどん!」で学力を伸ばしていくのでは、国公立大学の合格は夢のまた夢。
この章では、国公立大学に合格する上で不可欠な心構えについて説明をしていきます。
大学の情報を集める
大学受験は
✅いかに志望校の情報を正確に掴み
✅勉強を志望校に最適化していくか
ということが非常に重要です。
具体的には以下の3つの情報を遅くとも高校2年生の夏までには把握しておく必要があります。
⭕受験に必要な科目
⭕科目毎の出題傾向
⭕試験のレベル
「受験に必要な科目」は大学のホームページで、
「科目毎の出題傾向」は教学社から出版されている「赤本」で確認できます。
ただ、3つ目の「試験レベル」については、ひとりでは判断しきれない場合があります。
ですので、塾の先生や学校の先生に聞いてみたり、「パスナビ」などの大学の情報サイト等を利用して、できる限り試験のレベルを把握できるように調べてみてください。
なぜこれらの情報が大切かというと、これらの情報が無いと
✅勉強の優先順位
がつけられません。
配点が100点の科目の勉強と配点が500点の科目の勉強だったら、
配点が500点の科目の勉強
を優先的に行った方が合格する確率が高くなりますよね。
これと同じ理屈で、優先順位づけをするには、何が重要かを知っておく必要があります。
オープンキャンパスに参加する
オープンキャンパスに参加することでホームページやパンフレットでは把握できない、大学の雰囲気を体感することができます。
体験で得た情報も立派な大学の情報です。
❌勉強時間が潰れる
❌遠くに行くが面倒
と思われる方もいると思いますが、オープンキャンパスは絶対に行くべきです。
理由は先に説明したとおり、
✅大学の雰囲気を体感できる
ということもありますが、最大の理由は
「絶対にこの大学に進学したい!」
という強いモチベーションにつながるからです。
モチベーションは長期的な受験勉強には欠かせません。
部活動との折り合いをつける
「大学には行きたいが、部活動が忙しくて勉強時間が確保できない」
これは部活動をされている生徒のほとんどが抱えているお悩みだと思います。
わたしはこのお悩みに関しては、
「うまく折り合いをつけるしかない」
と考えています。
うまく折り合いをつけるというのは、文武両道を目指すということではありません。
「自分が将来やりたいこと」や「進みたい道」が勉強を頑張った先にあるのであれば、部活動でも頑張るというのは諦めるというのも一つの手です。
中には文武両道で勉強も部活も両方とも成果を出せる人がいますが、こういう方は少数だと思います。
「どうしても〇〇大学に行きたい」と決まっているのであれば、いそがしい部活動には入らないとか、場合によっては部活動をやめるという選択も大事だと思います。
教えてマインドを捨てる
これは読んでいて嫌な気持ちになってしまう方もいるかもしれませんが、
「勉強は手取り足取り教えてもらうもの」
という考えで勉強に臨んでいる方は国公立大学には進学できません。
(おそらく大学進学自体難しいと思います。)
「勉強は手取り足取り教えてもらうもの」と思っていると、学校や塾の授業に依存した勉強になってしまいます。
授業に依存すると、教えてもらっていないからできないという考え方になってきます。
これでは学力を着実に伸ばしていくことが難しいです。
ですので、基本的には勉強は自分で進めるものと考えて、わからないところは学校の先生や塾の先生に助けてもらうという姿勢をもつようにしましょう。
完璧主義にならない
「完璧主義」と聞くとあなたはなにをイメージしますか?
✅ガリ勉
✅完全無欠な感じ
✅何でもできる
など、字の通り完璧をイメージしますよね。
あまり悪いイメージはない完璧主義ですが、大学入試においては絶対に「完璧主義」になるべきではないと思っています。
大学入試は勉強量が非常に多く、全てを完璧にするというのは非効率的です。
また、科目毎に配点も難易度も異なるので、全てを完璧にするよりも、「配点が高い科目に力を注ぐ」ようにし、重要でない科目は程々にするという柔軟さが大切です。
国公立大学に行くなら勉強の習慣化は必須
ここまで読んだ方はもう察しがついていると思いますが、前の章まででお話した内容を踏まえて国公立大学に進学するには勉強時間をしっかりと確保する必要があります。
ただ、1日12時間もあれば0時間の日もあるという勉強のし方で成績を上げるのは難しいと思います。
「勉強時間が0の日をつくらず安定して勉強時間を確保する」
これが長期的な勉強を必要とする国公立大学進学には欠かせません。
詳しい勉強時間の確保の仕方についてはまた別の記事で書こうと思いますが、とにかく国公立大学に進学したいなら覚悟を決めて勉強と徹底的に向き合ってください。
最後に
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではいつもどおり、内容の復習をしていきましょう!
国公立大学進学に必要な5つの心構え
これらをしっかりと踏まえた上で受験対策を進めていきましょうね!