泳げるわたしになってみた
今年を振り返っていて
自分のけっこう大きな変化のひとつは
泳げるようになったことだなぁと思いました。
わたしはずーっと泳げなかったので、小中高と水泳の授業はいつも補修を受けていて、泳ぎたいともそんなに思ってはいなかったから真面目に練習もしていませんでした。
でもプールの授業はいつも大好きだったし、子どもの頃はお休みの日に友達と大きなプールに行くのも楽しかった。
水が好きなんです。水の中に入ってゆーらゆらしているのが。
だけど大人になってからプールに通うとかは考えつきませんでした。だって、
「あの人毎日プールでただゆらゆらするだけで帰ってくよ(ひそひそ)」
なんて言われたら恥ずかしい(照)
でも、去年のある日。
突然
「わたし……
水に入りたいよ。水の中を泳ぎたいんだよー」
という自分の声が聞こえてきたので
「え?そなの?へえ~…わかった!」
と、すぐに水泳教室を探して入会しました。
ひさしぶりの水の中は、もうただただ楽しくて最高でした。
初級クラスの先生はとっても優しくて、
「大丈夫。ほーら身体はちゃんと浮くのよ~。」
ってところから教えてもらいました。
余分な力を手放して水の自然な流れを感じて、そこに乗ること。
これって陸で生きるときも大事なことよねぇ。。なんて学んだりして。
そして今年もまた通い、
なんと25mクロールで泳ぎきることができましたっ!
ギリギリではあったけど、
泳げるようになったことにしましたわーいっ
この変化の結果、とくになにかすごいことが起きたわけではありません。
でも、プールに入るたびにみるみる自分が満たされていくのを感じました。
「やってみたいなぁ…」っていう自分の中のちいちゃな声を聴いて叶えてあげる。
苦手だから。時間がないから。。たくさんの思い込みで遠ざけてきたことって、まだまだいっぱいあるかもなぁって思ったのでした。
いまやりたいことをいまやるのだっ!と、たくさん動いてきた一年。
それはこう繋がってこーんな素敵なことになりますよー。なんて誰も教えてはくれなかったけど、自分の感覚が与えてくれるヒントを頼りに進んでみると、おもいもよらない場所に辿り着いたりもした。
そんな中で恐くなる時もあって、おもわず人生の手綱をぎゅーっと握りしめたくなったりもした。でもそんなときは、かならずまわりにいてくれる人、目の前で起こる出来事が「はーい力はいってますよ~」って気づかせてくれた。
何度だって気づいて、そのたびに「えへへ。ありがと♡」って笑ってゆるめる。
それでいいのだ。