映画「🇵🇭フィリピンパブ嬢の社会学」の考察4〜原作者トークライブを経てからの深堀り〜
今回は前回の考察の深堀りです。
今回で考察記事は最後になるかも?!
一昨日、せっかくの舞台挨拶ありの上映だっただけに時間があれば、原作者、出演者との記念写真も撮りたかった。
眠くて夜勤の合間での仮眠を優先したがために、今回ばかりは仕方がない。
さらに、この機会を逃すまいとして、昨夜の名古屋栄でのトークライブにも行ってきました。
同じ国際結婚経験した身として、大変共感できる話ばかりで面白かったです。
私の場合、何度も国際結婚してしまいましたが。。。
今回の原作者のトークライブ。
裏話を含めて、強く感じたこと。
それは、原作者の中島さん、ヒロインのミカさんが、いかに
「神様からのロープ(チャンス)をつかんだか?」
これも、フィリピンの信仰が宗教の関係上、圧倒的な教えとしてのカトリックならではなのかも。
ミカさんが日本でフィリピンパブ嬢として出稼ぎするにも、それを世話したブローカーの偽装結婚さえも、神様がくれたロープだったのだから。
原作は本当に珠玉のラブストーリー。
恋愛からの結婚であったことで、そこに真実の愛があったからこそ、運も味方して、奇跡が奇跡を呼んで、書籍化されて、映画化までされて現在に至るのだろう。
ヒロインのミカさんの中島さんの両親へのリスペクトもあったことも奇跡を呼んだと思います。
よくある国際結婚で、結婚が先で恋愛が後であれば、こういった筋書のない映画にはならなかったと思う。
(これは私の経験からのいわゆる業者婚にありがちな話)
そして、2時間に及んだトークライブ。
会場のお店からの帰り際、私がXやnoteブログのプロフィールに
「人生4回目に挑戦中!」
と謳っているため、さすがの原作者の中島さんもドン引きしていた。
何度も結婚を重ねても、過去のことは、話題のネタとして、こうして、ブログの記事にするなり、酒の肴になる話にして笑い飛ばすぐらいが私としては、ちょうど良いとさえ思っています。
自分自身の人生の限界を決めることなんてことはしたくない。
原作者の中島さんが何も失うものはないという心境から、ただ、ひたすら知的好奇心からのミカさんへの気持ちを掛けたら、相手も当然応えてくれると思うと却って、しんどいと思うところを、フィリピン人のミカさんとしては、
「(フィリピンパブを修士論文の研究対象から恋愛対象にした中島さんの行動は)
神様が垂らしてくれたロープ【チャンス】」
の1つでもあったからこそと思います。
だからこそ、中島さんがミカさんの為以上に、自分がそうしよう、と思った事は自分の中で完結しなければならないところを一時期の中島さんの無職のヒモ生活があっても、それ以上にミカさんの愛情が強かったから、今があると思う。
中島さん家族の幸せぶりを観て、自分自身が幸せかの判断基準も、自分の人生なので自分で決めますが、最近、1度目の人生に失敗した知人に言われた言葉が忘れられない。
(人生1度目の失敗=バツがついたこと)
「(先輩のような何度も経験しての波乱万丈な人生に比べたら)私なんて、まだまだヒヨッコですから」
中島さんとミカさんが掴んた幸せも、私がこれから摑まなけれならない幸せも、人生は時には立ち止まって考えることも大切ですが、いかに行動するかの「行動力」がとても大切ということを深く感じました。
私の「人生3回目」までの話、特にこのブログに頻繁に登場する、今でこそは一生の友だちとしてはいますが、最初の中国人元嫁の話のすべてを記事として書きたいところ。
しかし、今回の「フィリピンパブ嬢の社会学」以上に、ヤバ過ぎる話ばかりで、その実話を記事になんて到底無理だということ。
それだけ生き抜くためには、日本人が思う以上に綺麗事なんて言っていられないということですね。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。