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国際結婚の覚悟〜ツインレイな元嫁🇨🇳の話〜
地元の田舎に一緒に暮らしていた時のこと。
一緒に車で出かけた帰りに近所のコンビニへ。
このコンビニ、初来日したばかりの元嫁は「一番くじ」にハマり、しきりに「リラックマ」グッズを欲しがっていました。
当時、日本語を満足に話せない元嫁は、レジカウンター越しに指を差す。
何が欲しいかと思えば、指指しの先にあったものとは「タバコ」。
当時の銘柄は「マイルドセブン1ミリ」。
今で言えば、「メビウス」。
この時、私は買わずに元嫁を制して退店。
元嫁は私を追うようにして退店。
コンビニ駐車場のサーチライトに照らされた車内での元嫁のやりとり。
当時は、翻訳アプリなんて便利なものなんてない。
できることは、電子辞書でのやりとり。
あくまでもニュアンス上でのやりとりなので、以下は、お互いに何を言おうとしたかを表したもの。
私「タバコ吸うことを知っていたら結婚していなかったよ」
元嫁が言わんしたこととは、電子辞書で「離婚」という文字を私に見せての涙目。
結局、この時、もう結婚しているのだから、今さらどうしようもないことだからと、元嫁を慰めて帰宅。
そして、時が経ち、元嫁の強い希望で名古屋市内の都心地区で一緒に暮らしていた時に夫婦げんか。
当時の私も本当にバカでしたけど、この田舎でのタバコ騒動を持ち出して、喫煙者ということを知っていたら結婚していなかったかも、というようなニュアンスで発言。
ここからの当時の元嫁。
大泣きして、台所から包丁を持ち出して、自らの手首を切ろうとしたものだから、いつも元嫁のカンフー技に、ボコボコにされていたとはいえ、ここは男として力ずくでも止めにいき、包丁を取り上げました。
当然ながら、元嫁には必死に謝りました。
これは、元嫁とか私が悪いとかの問題ではなく、元嫁と私を引き合わした国際結婚紹介者に問題があるということ。
元嫁のみならず、国境を越えて、お嫁に来ること、親族一同の期待を受けての国際結婚というのは、日本人男性が思うより、どれだけその覚悟の気持ちが重いのかを痛感しなければならない、それだけ人生を賭けて、お嫁さんとして来ている覚悟を見せた元嫁の出来事でした。
今回のお話は、ここまでです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。