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疲れやすい私でも楽しめる旅行の仕方

約2週間前、夫の出張に付いて札幌へ3泊4日の旅行に行きました。残念ながら旅行経験はあまりないのですが、旅行は好きです。ただ、私はあまり体力に自信がありません。大人になった今でも、働いていなければ半日活動が限界、もしくは1時間以上のお昼寝が必須という心もとない体力で生きています。昔は旅行は楽しいけど、「楽しさ < 旅疲れ」というのが私のいつもの旅行で、私はそもそも旅行に不向きな人種なのだと思っていました。

そんな私が30代も半ばになって、肉体的・精神的に疲れやすくても楽しめる旅行の仕方がようやく分かってきました。ただし、大前提として、今回書いている内容は一人旅 or 同行者の体力レベルが同程度 or 同行者に理解がある場合にしか実践できない方法となりますので、ご注意ください。

なお、今回は体力の無さに加えて、安定期とはいえ妊娠中(24週)での旅行のため、さらにいつもより無理をしないように気を付けながら過ごしました。妊婦の旅行については賛否両論ありますが、一応、1週間前の妊婦検診で妊娠経過に問題ないことを確認してもらっています。

① 人が多すぎる(人口密度の高い)観光地を旅行先に選ばない

人が多いだけで疲れてしまうものです。大勢の人の間を縫って歩くのは神経を使うし、電車やバスは乗客がいっぱいで座れなかったり、お店のレジは行列だったり。旅行先に対する好みの問題もあるかもしれませんが、私は最近、割と地味な旅行先(失礼…)を選んでいます。誤解のないように言っておくと、札幌が観光地として地味というわけでは決してありません。札幌は初めてでしたが、おしゃれな観光地やお店が多く、もちろん人のとても多い地域(繁華街)もありました。ただ、広々とした公園などもたくさんあったので、なるべくのんびり広々とした場所で過ごしました。逆に、あまりにも観光客が少ないマニアックな旅行先や秘境の地を選んでしまうと、旅慣れしていない私はそれはそれで疲れそうなので、程々に観光客の来るような場所が合っていそうです。

② あえていつものチェーン店を利用する

そこにしかないお洒落なショップやカフェ、地元の食材を使ったレストランにももちろん行きたいですが、数日間の旅行の場合、毎日だと気持ち的になんだか疲れてしまいます。なので、あえて普段からよく行くチェーン店にも行き、いつものメニュー、いつもの味、いつもの商品にちょっとホッとします。私の場合は、コメダ珈琲、スターバックス、大戸屋、セブンイレブンなど。もし、そういったチェーン店が無いような旅行先では、いろんな飲食店に挑戦せずに、落ち着ける居心地の良いお店を見つけて、そこに何度か通うのも良いかもしれません。

③ ホテルから出ない日を作る

もし割と長期間の日程であれば、1日中ホテルなどの宿泊先にこもって、のんびり過ごす日を作ると旅行の途中でありながら旅行疲れを回復させることが出来ます。3泊以下の旅行なら、半日程度、4~5泊くらいなら1日程度、どこにも行かない日があっても良いんじゃないかなと思います。私はそういう日には、読書したり、YouTubeを見たり、少し勉強したりして過ごします。もしホテルの近くにカフェや公園があれば、そういった観光名所ではない落ち着ける場所でのんびり過ごすのも好きです。

④ その他、ちょっとした工夫

上に書いた以外でもちょっとしたことで疲れを減らすことが出来るかもしれません。例えば、、

  • タクシー代をあまりケチらない。

  • お土産は早めにゲットしておく。(気持ち的に少しでも軽くなるために)

  • 移動方法やホテルのサービス、周辺のお店などについて事前によく下調べをしておく。

さいごに

こんな感じで札幌で過ごし、無事に何事もなく帰宅しました。上記に加えて、私は妊娠中期でも歩くとお腹が張りやすいので、なるべく歩くこともせずにホテルの近場の観光地を見て回っただけでしたが、いつもと違う土地の空気を感じて十分楽しむことが出来ました。

まずは、そもそも「この旅行に何を求めるか?」を見失わないことが、必要以上に疲れないために大事なのではないかな、と思います。私の場合は、日常から離れてリフレッシュしたい、少し刺激が欲しい、というのが旅行の目的であることが多いです。決して、「その土地の観光名所を制覇したい!美味しいものを食べつくしたい!」という目的で行くわけではないので、欲張らず程々に観光地を見て回り、あまり活動せずにのんびり過ごす日があっても結構旅行に満足できることに最近気が付きました。

私もまだまだ旅慣れているわけではないので、これからも自分に合った旅行の仕方を模索しながら、私なりに旅行を楽しめたらいいなと思っています。


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