【君たちはどう生きるか】から学ぶ※ネタバレ注意
昨日の夜友人に誘われて、映画「君たちはどう生きるか」を観てきました。
正直自分の理解力不足もあり、100%意味を読み取れた訳ではありませんが、率直に感じたことを書き並べていこうと思います。
この映画ではいくつかメッセージが隠されているのですが、その中でも
「悪意から目を逸らさず、きっちりと向き合うべきだ」
ということが、とても強く伝わってきました。
不気味な塔から別世界に飛ばされた眞人は、自分でつけた悪意の象徴「頭の傷」がありますが、その別世界の中で精神的に少し成長し、現世に戻ってくるといった流れでした。
その中で、眞人が頭の傷について問われたシーンがいくつかありました。別世界に行く前の眞人は「転んだ」と言ってごまかしています。別世界に着いてすぐ、キリコに聞かれたときも、「絆創膏が剥がれた」と言い、傷のことについてはっきりと言いません
それでも、最後のシーンで大叔父様と話している時には、はっきりと「この傷は自分でつけた。悪意の象徴だ」と言っています。
このことから、眞人は別世界で様々なことを経験する中で成長し、悪意と向き合うことができるようになったのでは無いかと思っています。
自分の良く無い部分を受け入れることは、本当に難しいことだが、そうでなければ前進することはできないというのが、作者の一番伝えたかったことのうちの一つだったのではないでしょうか。
悪意と真摯に向き合う眞人の姿を心に刻み、今日の記事としたいと思います。
それでは!