嬉しかったこと
なんと、先日Eテレで、「ビー玉のビー助3部作」が放送されました!
ビー玉のビー助というのは、Eテレ「ピタゴラスイッチ」の中のワンコーナーで、ピタゴラ装置で兄弟愛、巨悪の組織との闘争、そして平和を願う想いを詰め込んだ壮大な物語なのです。2歳の息子が大好きで、録画したパート1は繰り返し見ているのですが、「3部作」となるとなかなか見れる機会もなく。(YouTubeで違法に上がってるパート2も息子にせがまれて、たまに見ますが、)さらにパート3は、なかなかお目にかかる機会も無く、再放送を心待ちにしていた訳です。
そして、先日なんと、3部作が放送されたのです!ウヒョー!!嬉しい。間違いなく録画保護!そして息子と試聴。ヤバい。。ピタゴラ装置の説明付き!!何と豪華な。。
スピード感あるパーカッションのイントロが始まった瞬間に息子が目を見開いて、ウキウキで身体を揺らしだす。そして、ピアノの音が加わり、浜崎貴司さんのソウルフルなボーカルが、ストーリーを説明しつつも、そのメロディがドラマティックに映像を盛り上げる。これはまさに、ピタゴラ装置が織りなす「ミュージカル」でもあるし、ビー玉がアクションする「冒険映画」でもある。しかもワンカット長回し!後半は少年合唱団の声が絡み合い、物語は佳境に。。
ピタゴラ装置は、凄い。子供達は、身近にあるものでリズミカルに動く装置に興奮して見ている傍で、大人達は、その装置の緻密さ、その成功の陰にあるであろう100倍以上のミスショット、思わぬ装置のアイデアや発想を大きく上回る展開に、何度見ても興奮させられている。。
本当に凄いものは、自ら多くを語らない。本当にヤバいものは、そのヤバさそのままに、我々の日常に、何の気無しに溶け込んでいる。
ピタゴラスイッチは、私にとって「本当はヤバいもの」の筆頭格である。