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家族で温泉旅行。その効能は、「家族に優しくなれる」

1泊2日で家族(私、妻、2歳男児と0歳男児)で、県内の温泉旅館に行ってきた。きっかけは、長男の「お父ちゃんとお母ちゃんと一緒にお風呂に入りたい」というリクエストがあったから。元々は仙台アンパンマンミュージアムを主軸に行き先を組み立てていたけど、0歳児に片道2時間以上の移動は過酷、というのもあり、県内のお宿に。お宿の選定やプランは奥様に任せた。

この旅の名目は、「奥さんへの、次男出産お疲れ様会」。やっと、次男も5ヶ月で元気でいるので、いけるかなあと。そこに、長男の「みんなでお風呂リクエスト」もあり。監督兼プロデューサー:奥様、アシスタント兼運転手、マッサージ:私。

移動日は予定を詰め込まず、お宿でゆっくり。翌日は紅葉も少しはじまりかけの山間の観光地で、遊覧船に乗る。

長男は念願の「家族でお風呂」や「美味しいご飯」を堪能して大喜び。奥さんと私は基本運営側でバタバタだけど、息子たちの成長の姿や表情で、全てが報われる。昔、祖母が幼少の私の食べる姿をニコニコしながら「◯◯(わたし)が美味しそうに食べる姿見とるだけで、お腹いっぱいになるがよ」と言っていたが、その気持ち、とても、痛いほど分かる。

最近は日々の生活や家事ルーティンに追われ、家族がお互いの「心身」に触れれてなかったなぁ、と。日々の渦の中では、言葉と心の齟齬や誤解が解けぬままドロドロなオリとなってお互いの心の底に溜まっていく。たまには「日常」から家族メンバー全員で飛び出し、お互いに触れる機会を持つことは、大事だなあと思ったです。

旅行から帰ってきて、旅の荷物を下ろしてたら長男が「散歩に行きたい」と。で、早急に荷物を部屋に運び込み、家族で河原に散歩に行く。河原では近所の高校のボート部がランニングしている。息子がその走る姿を真似て見せてくるが、全然出来てなくて、家族でゲラゲラ笑う。散歩を終えて、日常へと戻る。冷凍の鶏胸肉があったので、「親子丼」をこさえて食べたのは、この旅の締めとしては何だか出来すぎだと思った。(次男は母乳だが。)

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