日記 ~サッカーW杯④ 16Tクロアチア戦~
いよいよ決勝トーナメント。
相手はクロアチア。
ベスト16の壁を超えるため
4度目の挑戦権を得た日本。
前半早々ショートコーナーから
谷口がヘディングを放つが惜しくも左に反れた。
クロアチアもサイドスペースにロングフィード。
富安がペリシッチと競り合いながらキーパーへバックパスを出そうとしたところ
体勢を崩し、ペリシッチにボールが渡る。
そしてそのままペナルティエリアへ侵入されシュートまで許すも
権田が気迫のセーブ!
こぼれたところもディフェンダー陣が粘って事なきを得る。
いやいや、完全に富安手で押されてますやん、ファールですやん!!
前半お互い見せ場のある拮抗した中、
終了間際の42分、
ショートコーナーから堂安がクロス、
エリア内でこぼれたところに前田が押し込む!!
ゴーーーール!!!
めちゃめちゃいい時間で先制してハーフタイムへ。
今大会初のリードで折り返しで後半の試合運びはどうなるか。
と思っていた矢先の後半9分。
鋭いアーリークロスに飛び込んだのはペリシッチ。
距離のあるヘディングは完ぺきな弾道を描きネットを揺らす。
1-1の同点!
その後は一進一退の攻防。
モドリッチのワンバウンドしたボレーも権田がファインセーブ。
日本も切り札三苫、前田を投入。
しかし三苫に対する相手の警戒が半端ない。
そのまま後半も終了し延長戦へ。
クロアチアはレジェンドモドリッチも下げ総力戦。
オープンな展開になったところで三苫のドリブルが生きる。
終了間際、ハーフライン手前からドリブルを開始。
そのまま相手ディフェンスラインの間を縫うように運ぶ。
さらにギアを上げ中央に切り込みシュートコースを作ると右足一閃。
しかしこれはコースが甘く相手キーパーに弾かれる。
トータル120分の死闘も決着がつかずいよいよPK戦へ。
1人目は南野。
細かいステップから放たれた放物線はキーパーの壁によって弾かれる。
チームに迷惑をかけたと勇気を絞ったチャレンジは実らなかった。
2人目は三苫。
南野とは逆のコースを狙うも完全に読まれた。
3人目は吉田。
この大会における想いの強さは世界一だった。
4年間の想いを乗せて蹴ったボールは無情にも弾かれた。
死闘の末、またしてもベスト8進出はならなかった。
壁は高い。
何度も掴みかけた。
ドイツ、スペインに歴史的勝利もあった。
選手、監督、関わったスタッフ、
本当にありがとうと言いたい。
素晴らしい舞台で、素晴らしい夢を見せてくれた。
本当に称賛されるべきだ。
4年間かけて作り上げた素晴らしいチームだった。
森保監督が試合後インタビューで、
「新時代を見せてくれた。」というように
選手達は海外に出て、対等に世界と渡り合えるようになった。
今から次の4年間が楽しみでしょうがない。
ありがとうございました。