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乳がん術後アラ還 ジムを考える

乳がん全摘術後、ドセタキセル+フェスゴ 4クール
エピルビシン+シクロホスファミド 4クールを終えて、フェスゴ14回のうち1回目が終わり。先は長いなぁ。

終わりはまだまだだけど、始まっているかもしれない不安。

ドセ+フェスゴと、EC療法が終わったら、どんどん体が楽になるのではと期待していたけれど、そううまいことはいかへん。フェスゴの皮下注射後しばらく、疲労感だったり、動悸や息切れ、浮遊感などが持続し、年齢的にも、循環器系がダメージを受けてどんどん弱っていくのではとか、貧血が改善していないのではと、弱気になってしまったが、いつの間にか改善。
階段昇降も息切れなし。
気にしていた消化器系へのダメージもそこそこに、3週目には悩みの種だった下腹部の張り感も軽減。いつの間にか、整腸剤も飲み忘れている。

そうなると、復職も考える。貧血もあったり、体力も戻っていないのでフルで復帰するにはかなりの不安がある。スタッフが少ない状況で一人前として働けないことで、患者さんにも、周りにも迷惑がかかるだろうと思う。もともと、心配性なのでどんどん、できない自分を想像して落ち込む。このまま退職を考えるか・・・。

仕事ではそこそこ歩くけれど、運動は全くしてこなかったわたくし。体に良いわけがない。アラカン、ここは、思いきって、違う世界に飛び込むわ、と意を決する。

そう思ってあちこち調べまわった結果、すぐ近くのCザップのレビューに二の足を踏み、少々お高いけれど、パーソナルトレーニングジムの体験コースに行くことにした。
結果、今の私にはとても満足できる体験になった。先生の説明は、目から鱗のことも多くて、その情報量に圧倒される。
大きな鏡に映るアラ還おばちゃんは、筋肉がなくてあちこち、伸び伸びしわしわだったけれど、まずは、背筋をのばそう。


台風が来ている。2018年の台風の時は我が家のベランダのポリカの屋根が一枚、飛んでいった。あの屋根、どこにいったんだろう。代わりに、どこかのトタン屋根が、丸ごと電柱の先にゆらゆらと引っかかっていたっけ。
台風のスピードが遅くなるにつれ、待ち時間が長くて、我が家の屋根が飛んでいくのを何度も想像する。
『これまでに経験したことのないような』と言われると想像できないし、不安が増すばかり。あちこち調べて備えよう。

どうか、被害が少なくて済みますように。


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