乳がんアラ還傾聴を心に決めて実家へ戻る
1か月ほど前に、田舎で一人暮らしをする86歳の母から、シロアリが出たと慌てた様子で電話があった。周りを山や畑に囲まれた田舎の家のメンテナンスは、父が亡くなってからは母の仕事。『お父さんが残してくれたもの』なので、思いもひとしお。
大騒ぎ。ま、そうだろう。
私が抗がん剤治療をしているときなら、私は気持ちも体力も余裕がなくて、兄と母に丸投げしていた案件だが、体調も戻ってきつつあるし、業者の選定やら調整をする。(決まるまでに頑固な母との間に色々あって、丸投げしそうになったけど)
私は、母には、頑固で、小言や嫌味が多いと感じていて、そのことでいつも母とぶつかる。
なので今日は言い返さず、傾聴する、と心に決めて実家に帰る。相当の覚悟が必要。
朝9時から営業さんと作業の方二人がこられ、作業開始。
その間、久しぶりに母と長い時間を過ごすことに・・・。
畑のことをしたり、本を読んだり。久しぶりにのんびり過ごす。
こちらものんびりしていると、母の小言も聞き流す余裕もでてくる。
あれこれ、しているうちに、14時半。作業終了。
坪単価1万円以上の費用。母が納得するなら、それでよし。
構えて帰省したけれど、母との間に、おおきな行き違いもなし。
階段下は、大工さんに入ってもらわないとダメな様子。
こちらは兄に丸投げしよう。
母の小言や嫌味は 聞いてあげないとあかんのか?この問題があるので帰省は1時間にとどめている。会って15分で小言が出てくることがあるので、ムカついてもっと早い退散になることもある。
母は、『あなたしか聞いてくれる人がいない』という。
私も一緒に人を悪く言ったら 母はすっきりするんだんろうな。
でもなんであんなに人のことを軽々しく悪く言えるんだろう。
一方的な噂話をうのみにして・・・。
我慢は体に悪いと思うねん。
あぁ。
聞き流す能力が欲しいもんだ。