釘崎野薔薇という女の子
※「呪術廻戦」の渋谷事変ネタバレあります
アニメ『呪術廻戦』の渋谷事変を観た。
メンタルが落ちてる時に観る場合は、渋谷事変は凄まじい威力があると思うの。ちょうど私は落ち込んでる時に観て大ダメージを受けた(笑)
でも野薔薇の登場で、逆に復活できた。
野薔薇のシーン。命を落とすかもしれない状況で、なんであんなに悔いなく笑えるんだろう。すごく不思議だった。
それで何となく思ったのが、野薔薇は100%自分を生きてるからだと思ったんだ(※個人的な解釈です)
観ていて私は「敵を追いかけなきゃ良かったのに」と思ってしまったけど、あれが野薔薇の選択だったんだよね。
野薔薇には野薔薇で願いや目標があって、全てやりたいことをやり遂げたわけではない。それでもあんな風に笑えるのは、どんな時も自分が進みたい道を進んできたから。(※※個人的な解釈です)
ここで何となく思ったのは、後悔のない人生ってやりたいことを全部やることとは違うのかなって。
私にとって野薔薇は『自分軸』の象徴みたいなキャラクター。
『自分らしさ』『自愛』『自己肯定感』『自己表現』。そんな言葉が浮かんでくる。
野薔薇が持っていた覚悟って、もちろん死と隣り合わせな環境に対してもあるだろうけど、一番はどんな状況でも自分を貫く覚悟だったんじゃないかな。
「こうしたい」っていう心の声を、怖くても傷ついても信じてきたんだと思う。(※個人的な想像です)
自分を貫いた結果、その先に死が待っていたとしても自分で在りたい。そんな想いを感じた。
野薔薇は、私にすごく大切なことを教えてくれた。大好きなキャラクター。
野薔薇のように生きたいって思った。野薔薇そのものにはなれないけど、野薔薇が持つ『自分で在る』っていうのかな。そんな部分に惹かれてやまないんだよね。
どんな時も、自分でいられたら本当に幸せだと思う。どんな選択も結果も、自分にとって最善だって信じられたら、もう怖いものないよね。
揺らいだり、自分の気持ちが分からなくなったり、人に合わせてばかりな自分が嫌になったり。自分って存在は、本当にブレやすい。
だけど野薔薇を見てると、自分自身に戻れる感覚がする。だから、野薔薇がそういうパワーを持ってるんだろうな。想起させるっていうのかな。
心の奥から「自分で在りたい」っていう強い思いが湧いてくる。これが私の願いなんだって、野薔薇を通して気づくことが出来た。
シーンとしては、とてもキツイ。さらに落ち込む可能性もあったのに、野薔薇の生き方・在り方から逆に強さをもらいました。