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嵩山(だけさん)に初詣 なんと隣の山は城址だった

本日は正月二日です、昨日市内の神社を回ったので今日は何となく好きな嵩山頂上の『布自伎美神社(ふじきみじんじゃ)』に初詣に行きました。

和久羅城跡

今日の目的は布自伎美神社への参拝なのですが、神社のある嵩山は後回しにして、隣にある急峻な和久羅山と弥勒山に登ることにしました。
お雑煮の餅で、デブになるのを防ぐためです。

写真では急に見えないが、かなりきつい坂。トップの写真は嵩山から見る和久羅城跡。

嵩山駐車場からの登山道はかなり急峻で、途中ロープを掴みながら登らなければなりません。
それでも夏場に登山三昧で鍛えていたので、案外楽に登ることが出来ました。

まず、雑木林に囲まれた弥勒山に向かいます。
ここは和久羅山と尾根で繋がっている連山の一方です。
木々に囲まれて眺望もなく、写真を撮って主峰の和久羅山を目指しました。

雑木林に囲まれ、眺望の良くない弥勒山頂上。

まもなく雑木林が途切れ、広場が現れます。
ここが和久羅山の頂上です。
北に嵩山、東に大根島と境港市、南に伯耆大山、北には松江市街と宍道湖が眺望できます。

美しい景色のビューポイントですが、実は戦国時代の城跡であったことが、帰ってから見た松江市のHPで知りました。
毛利が尼子攻めをした折に、毛利方の重要拠点として築かれたということです。

和久羅山頂上で松江市街を見るご家族。

山頂広場は本丸の曲輪であり、先ほどの弥勒山は尾根伝いに造られた曲輪でした。
ここを拠点に尼子の兵站線を攻撃したようです。

嵩山 布自伎美神社(ふじきみじんじゃ)

和久羅城跡を下りた後、布自伎美神社のある嵩山を目指しました。

布自伎美神社は嵩山という低山の頂上にある神社で、大国主命が御祀神です。
7~8台程度止められる駐車場から歩いて40分程度の道のりですが、地道で九十九折になっているので、参拝に詣でるというより登山という感じで登ります。

嵩山山頂の布自伎美神社(ふじきみじんじゃ)

去年は夏に登ったので、蚊やブヨに付きまとわれながらヒイヒイ言いながら登りました。
今回は冬なので気温も低く楽勝です。

予定通り40分程度で到着、お賽銭を入れた後東屋でラーメンを作りランチタイムとしゃれこみました。
何となく、この神社は私と相性が良いように思えるのです。
そんな場所って、ありますよね。

登山用ガスコンロで作る豊橋名物『ポンポコラーメン』 潰れた自作の玄米おにぎりもある。

スキな神社とキライな毛利

毛利家が好きな歴史ファンの方には申し訳ありませんが、私は毛利が嫌いです。

毛利と聞くと自然と眉間にしわが寄っているようですが、それが何故なのか分かりません。
大好きな山中鹿介を殺害し、これまた大好きな尼子家を滅ぼしたからかもしれませんね。

嵩山山頂から見る中海と大根島。ここを通る尼子の補給船を監視して狼煙を上げたようだ。

ですが、隣の嵩山にある布自伎美神社は、初めて行った時から大好きなのです。
何だか雰囲気が自分の心と馴染んでいるように思えます。

ということで、毛利家はキライですがそのことは置いといて、和久羅山と嵩山にはこれからも登りたいと思います。

毛利家の御霊の皆さん、毛利家ファンの方々、ゴメンね💦



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