〜ラパ〜【南米周遊紀No.8】
キリスト像を見てから2日ほど経った。旅あるあるなんだけど、首都や大きな街は友達いないと本当につまらない。なぜかというと、遊びに行かとこが少ないからだ。リオデジャネイロのセントロは特に1人では夜に出歩くことができないからこの2日間くらいは暇すぎて暇すぎてしょうがなかった。年越しまでいる予定だったけどもう移動しちゃおうかって思うくらい。ネットフリックスで満島ひかりと佐藤健主演のfirst love一気見するくらい暇だった笑。ほんとに満島ひかり可愛いい。
ある夜、1人でホステルの共有スペースで暇してたら話しかけてきたブラジル人がいた。ペドロだ。彼は大学が始まるまでの休暇でリオに来ている25歳のブラジル人。彼は英語が喋れるフラメンゴっていうブラジルの強豪サッカーチームの大ファン。いつもユニフォームを着て、ビールを飲んでる陽気な人だった。そんな彼が僕に
「飲み行こうよ!!」
って話しかけてくれた。その場に言わせたコロンビア人のチャーリーとペルー人のブルーノ(←覚えといてこの2人)と一緒にラパと呼ばれるリオデジャネイロの渋谷みたいな飲み屋街に連れて行ってもらうことになった。けどちょー危ない笑。携帯と財布を持っていこうとしたら、ペドロに
「絶対持ってくな。危なすぎるよ」
って言われたから、レセプションのアルゼンチン人に預けることにした。
ホステルからラパまで近かったから、みんなで自己紹介を英語で会話しながら歩いて向かった。ホームレスがガンガン絡んでくるし、1人で出歩いてたら本当に危ないね。現地のブラジル人さえセントロの夜は出歩かずにUberみんな使うみたい。
ラパに着くと超でかいスピーカーから大音量のサンバミュージックがあらゆるお店から流れてくる。僕たち4人のうちポルトガル語を話せるのがペドロだけだったから、ペドロがビールやカイピリーニャ(ブラジル伝統のお酒カシャーサとレモンと砂糖を混ぜたもの)の値段を聞いて回ってくれた。安いお店を見つけた僕たちは店の前に乱雑に並んだ赤いプラスチックの椅子に座り、ビールを何本か頼んで自己紹介を始めた。
ペドロは本当に明るい。よく笑うし踊り出す。英語の文法めちゃくちゃすぎて時々何言ってるか全くわかんないけど笑。いろんなことに興味を示すし、何より本当にあったかいやつ。あと3日後には、学校に向かうために、南に向かうからこれが最後のリオでの夜になるみたい。人材系に興味があるみたいだった。
チャーリーはめちゃくちゃイケメンの18歳コロンビア人。つい最近までマルタに6ヶ月間英語留学していたからか僕なんかよりも英語喋れる。今はこのホステルでボランティアとしてしばらく働くみたい。(バックパッカーが泊まるようなホステルはどこもレセプションの人とかはボランティアが多い。働く代わりに寝床を提供してもらっているような形。)こいつもめちゃくちゃいい奴で、本当に周りに気つかえるし繋がりをすごい大事にするから本当に18歳なのか最初は疑った笑。後に色々子供な部分が見えてくるんだけど、それもまた可愛いんだよね。
ブルーノは眼鏡をかけた太ってる27歳のペルー人。本当によう食う。英語はめちゃくちゃでスペイン語7割で話してくるから何言ってるかわからない時は本当にわからないんだけど、初めて会った時パスタ食うか?って聞いて僕に作ってくれるような優しいやつ。
いろんな話をした。
僕が付き合ってた彼女と別れた話をしたら、チャーリーが
「俺もマルタにいたとき付き合って子と最近別れたんだよね。遠距離って本当難しいよね。」
って慰めてくれたり、ペドロが
「ブラジル人超可愛いから、ナンパしようぜ!リオにいる女の子は最高だよ。お尻とおっぱいどっちが好き!?」
って言ってきたり、本当に楽しかった。
4人でビールをかなり飲んだ時にはもう4時くらいになっていた。
ペドロが
「クラブでも行くかー」
っていうから4人で向かったけど入れなかった。なんでかはわからないけど笑。4人で肩を組んでホステルまで足をふらつかせながら帰ったのはいい思い出。
ここから本当に楽しい2週間弱が始まった。
旅は続く、、、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読んでいただきありがとうございます!この出会いを機にリオの楽しい生活が始まります!
👍と思った方は、フォロー、いいね、おすすめお願いします🙇
今回は写真が少ないので動画!