HSC長女 意地との闘い
こんにちは。見てくださってありがとうございます。HSCの長女・双子の3姉妹を育てています。
一昨日、ちょっとした出来事を長女が拗らせました。それは夕飯の支度をしていた時のこと。3姉妹はYouTubeを見ていたのですが、「そろそろ夕飯の時間だから終わりにして〜。」と伝えると双子は終わりにして食卓に集まってきましたが、長女は折り紙で作りたいものがあったようで、折り紙を始めました。
「夕飯の時間だから折り紙後にしなよ。」と言っても来ない。みんな席に着く頃、「夕飯いらないの？いらないならやってていいよ。」と言っても止めないので、「本当に食べないの？」の聞くと「夕飯いらない。」と言う。
娘は結構な食いしん坊で、友だち家族とお昼から夕方まで飲み会をして、みんなが食べ過ぎた〜！もう夕飯食べれない！という時でも、夕飯は必ず食べるし、先日恵方巻きを食べた時にまだキッチンに1本残っていることを把握していて、なんと太巻き1本食べた後におかわり半分を食べ切った。
1本と言ってもハーフではなくフルサイズ。
そんな食いしん坊な長女が夕飯いらない、というのは明らかに嘘なのがわかっていた。
みんなが夕飯を食べ終わるころ、まだ長女は折り紙を折ったり絵を描いたりしていたので、「食べたいんでしょ〜？そろそろおいでよ。」と言うと、「いらない。」
あぁまた意地張ってるな。明らかにごはんの方を見ないように折り紙や絵に意識を向けようとしているのがわかったし、みんなが美味しい美味しい！と言って食べるたび長女の心を締め付けているのがわかった。
夫も見かねて、「意地張らなくていいから、食べなよ。すぐ来ないと、ほら。」と促すも、意地を張っていることがバレてしまったことで更に意固地になり、「違うよ。お腹空いてないよ！」と言い張る。こうなってしまうと大変で、夫が長女の側に行き、おだやかに諭した。
けれどもう引くに引けなくなった長女は、夕飯いらない。を貫いたので、わたしは夕飯を片付けた。
いつもは夜寝る時パパかママと寝たがる長女ですが、その日は「ママもパパも残念な気持ちになっちゃったからちょっと今日は一緒に寝れない。」と伝え、考える時間を与えた。
朝起きてきて、何もなかったかのようにおはようと言い、普通に接した。しばらくして、空気がほぐれたところでもう一度聞いてみた。
「長女ちゃん、昨日実はお腹空いてたんじゃないの？嘘ついちゃった？」
「お腹空いてなかったよ。」
…まだ意地張っとるー！💦
「本当に本当？意地張ってるのを認めたくなかったんじゃない？嘘ついてるの、認めたくなかったんだよね？」と更に聞く。
そこで観念したのか、「そうかも。本当はお腹空いてた。」と打ち明けてくれました。
やっと言ってくれた✨
初めは折り紙を中断させられることに腹を立てて対抗したものの、それが食欲に変わり、意地を張ってるのが親にバレてしまったことがすごく恥ずかしかったので、そうじゃないと思い込もうとしていたようでした。
長女の場合は、食いしん坊な気持ちを素直に出すことが恥ずかしいと思っているようで、それがバレてしまうとこうして意地を張りやすい。
みんな誰しも欲はあるし、普通の子どもであれば食べたい！やりたい！楽しい！大好き！嫌い！と当たり前に真っ直ぐに表現する。それが子どもの可愛いさなのですが、長女にとってはその欲や感情を素直に出すことがすごく恥ずかしいことなんです。
子どもだけど、子どもらしい感覚がなくて、そんな当たり前の欲求を恥ずかしいことだと思ってしまっているのはとても生きずらいと思う。
過去に別に大人が恥ずかしいことだよ！と言った訳でもない。生まれながらに彼女が持っている繊細すぎる感覚なのです。
こういうのって、大人になってく過程で欲望を剥き出しにするのは恥ずかしいかも。品がないかも。となってくるのであって、子どもの内は気づかない方が絶対にいい。大人になったって、食べたい！食べるの大好き！いっぱい食べたい！と素直に言える人の方が愛嬌あって素直でなんだか愛おしいと思う。
だから長女にも食欲やいろんな欲はあって当たり前だし、恥ずかしくないんだよ。と少しずつ伝えていきたくて、いろいろ関わり方を試してます。
小学生になって、以前よりは話が伝わるようになってきたので最近は2人きりで向き合って、話して伝える。とにかく時間をかけて伝えることを試してみてます。
絶好調な時だとおかわり食べたい〜！って言えるんだけどなぁ🤔