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選び方を変えて辿り着いた 「好きなものだけに囲まれる」暮らし

何かを買うとき、どんな基準で選びますか?

何かを買うときって、失敗したくないですよね。金額が大きいものほど、そうではないでしょうか。

私は、ものの選び方を変えたことで手に入れたことがあります。それが、好きなものだけに囲まれる暮らし。

今回は、そんな私の「ものの選び方」についてご紹介します。


「好き」を大事にするということ

たくさんものがあふれる時代で、「どれを買ったらいいかわからない」「どれをえらんだらいいかわからない」。だから、口コミを見て買ってしまう時代。

では、何を基準にして選んだらいいのでしょうか。私は作り手や企画者にはっきりと「YES」と言えるかどうかを大事にしています。

それ、本当に「YES!」と言える?

何かを買うとき、使い勝手や色・形の好みだけじゃなくて、コンセプトや経緯、そんな全部をひっくるめて「好き」かどうか

中途半端なyesは言いたくないし、結果的にあまり気に入らなくて大事に出来ないのもとても嫌。買い物って投票と同じなんですよね。

だから、選ぶまでにとにかく吟味するんです。めちゃくちゃ時間がかかります。今は、次の包丁を買うのに悩みに悩んで、もう丸3ヶ月。

① 出来れば日本のモノ作りを応援したいので優先は日本製
② 機能性と耐久性
③ 外国製でも大量生産のものはまず買わない
④ 鋳物や、ガラス製品など、海外の作り手さんの伝統的なものは好き
⑤   作り手さんに、次の何かを作るための資金を出来るだけ多く残したいと思うからなるべく現金で買う

だから私にとって買い物って、めちゃくちゃ疲れるんですよね。

それでも、「この条件をこえても欲しい!」「この人いいな」と思えるものしか手にしないと決めています。

わが家に連れて帰ったら それはもう「家族」

家に一度連れて帰ったものは、もう私の生活の一部だし、家の一部だし、まるで家族の一員のような存在。キッチンに立てかけてあるヒバのまな板も、そう。

自分の家に、よく知らない人って入れたくないでしょう?ものを選ぶって、それと同じだと思うんです。

なので私の家はモノがとても少ない。欲しいものしか要らないから。

作り手さんの想いをまっすぐに届けたいから

そんな選択をひとつずつしていると、考えもシンプルに、やりたいこともどんどん明確になってきました。それが、結局こうしてどんどん次の仕事につながっています。

作り手の想いを、まっすぐに届けたい。
けれど、作り手さんに直接話を聞くことって難しい。
だから私たちがいる。

お店で会うことができた方には、じっくりと気持ちに寄り添う。
ゆっくりとお互いのお話を聞いて、小さな不安のタネを見つけて解消したい。

じっくりとお話したうえで私たちが扱うヒバの道具を、連れて帰ってくださった方は、本当に大切にして頂けるんです。

そうして、長く使うものを、長く人生に寄り添う道具を、人の手から人の手へつなげていくことが本当に嬉しく思います。

青森ヒバの道具店ヒバコレ

私たちが取り扱うのは、青森ヒバでつくられた道具たちです。さっと洗って立てかけて、飾るように愛用しながら長く使うもの。300年前の江戸時代に先人が植えた青森ヒバが、こうして現代の道具に生まれ変わりました。

使い勝手の良さ、カビに強い機能面、森の中にいるような深く爽やかな香り、100年先の世代まで受け継ぐことができる品質をお届けします。

イベントの出店はインスタグラムに掲載しています。
▶オンラインページはこちら


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