選び方を変えて辿り着いた 「好きなものだけに囲まれる」暮らし
何かを買うとき、どんな基準で選びますか?
何かを買うときって、失敗したくないですよね。金額が大きいものほど、そうではないでしょうか。
私は、ものの選び方を変えたことで手に入れたことがあります。それが、好きなものだけに囲まれる暮らし。
今回は、そんな私の「ものの選び方」についてご紹介します。
「好き」を大事にするということ
たくさんものがあふれる時代で、「どれを買ったらいいかわからない」「どれをえらんだらいいかわからない」。だから、口コミを見て買ってしまう時代。
では、何を基準にして選んだらいいのでしょうか。私は作り手や企画者にはっきりと「YES」と言えるかどうかを大事にしています。
それ、本当に「YES!」と言える?
何かを買うとき、使い勝手や色・形の好みだけじゃなくて、コンセプトや経緯、そんな全部をひっくるめて「好き」かどうか。
中途半端なyesは言いたくないし、結果的にあまり気に入らなくて大事に出来ないのもとても嫌。買い物って投票と同じなんですよね。
だから、選ぶまでにとにかく吟味するんです。めちゃくちゃ時間がかかります。今は、次の包丁を買うのに悩みに悩んで、もう丸3ヶ月。
だから私にとって買い物って、めちゃくちゃ疲れるんですよね。
それでも、「この条件をこえても欲しい!」「この人いいな」と思えるものしか手にしないと決めています。
わが家に連れて帰ったら それはもう「家族」
家に一度連れて帰ったものは、もう私の生活の一部だし、家の一部だし、まるで家族の一員のような存在。キッチンに立てかけてあるヒバのまな板も、そう。
自分の家に、よく知らない人って入れたくないでしょう?ものを選ぶって、それと同じだと思うんです。
なので私の家はモノがとても少ない。欲しいものしか要らないから。
作り手さんの想いをまっすぐに届けたいから
そんな選択をひとつずつしていると、考えもシンプルに、やりたいこともどんどん明確になってきました。それが、結局こうしてどんどん次の仕事につながっています。
じっくりとお話したうえで私たちが扱うヒバの道具を、連れて帰ってくださった方は、本当に大切にして頂けるんです。
そうして、長く使うものを、長く人生に寄り添う道具を、人の手から人の手へつなげていくことが本当に嬉しく思います。
青森ヒバの道具店ヒバコレ
私たちが取り扱うのは、青森ヒバでつくられた道具たちです。さっと洗って立てかけて、飾るように愛用しながら長く使うもの。300年前の江戸時代に先人が植えた青森ヒバが、こうして現代の道具に生まれ変わりました。
使い勝手の良さ、カビに強い機能面、森の中にいるような深く爽やかな香り、100年先の世代まで受け継ぐことができる品質をお届けします。
イベントの出店はインスタグラムに掲載しています。
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