やっとIPPON


コピーライター養成講座に通い始めて3ヶ月。
やっと1本目の金の鉛筆を獲得できた。
ただ、だいぶ「邪道な方法で獲得したな〜」という感覚…。
課題の講評ではなく、講座内で行われたミニワークで選ばれた。
かつキャッチコピーじゃなくて大喜利で獲得したという、
なんとも微妙な感じ…。
ただ、俺は講師の人から「大喜利をします」と言われた時に、受講生の中で一番プレッシャーを感じていたのではないかと思う。
なぜなら、俺は「イタイお笑い素人」やから。


松本病患者、安堵。

周囲の人からずっとおもろいと言われ続けてきて
自分は他の人よりもおもろいという自負がずっとあった。
中学ぐらいから人を笑わせることを意識し始めて、
友達と遊ぶ時はボケを用意したりするようにもなった。
そういう過去の経験から大学生の時に一瞬だけ漫才をしていた。
M-1GPにも出場したこともある。(しっかり1回戦敗退)
ただ、芸人を志す勇気はなく今はお笑い好きの社会人として働いている。
「お笑い好き」と言ってもだいぶイタイお笑い好き。
他人にオチとかは求めへんけど、話がおもんなかったり会話の中に笑いが
ない人と話すのは極度のストレスを抱えてそういう人を見下す感じ。
「おもんないんやったら喋らんといてほしい」
これが俺の心の中の独り言。
こういうイタくて尖っている自分やから今回の大喜利という課題に
勝手にプレッシャーを感じた。

確かお題は「世界を感動の渦に巻き込んだ映画のタイトル」
これで選ばれた時に、会場で普通に受けた。
ほんで斜め前に座ってる人が俺の回答出た時に結構笑ってて
「やっぱ俺おもろいんやな」
と改めて自覚したと同時に安堵した。

1本は1本。

ただ、今受けているのコピーライター養成講座。
大喜利の課題ではなくてキャッチコピーで良い成績を残さないといけない。
そう考えるともらえたことは嬉しいがキャッチコピーを評価されたわけではないので、なんとも言えない感情…。
(キャッチコピーのミニワークもあったけどそれは選ばれず…)

できれば課題の講評で獲得したかったが、1本は1本。
これを機に課題でも獲得でできるようになっていこうと思う。
大喜利とキャッチコピーも考え方はきっと似てるしな。
残りの3ヶ月も突き進んでいこう。



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