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ボクを通りすぎていったテイラー・スウィフトの残り香|Episode

最近まじめな記事が多いので、今日は肩の力を抜いて書きたい。
本題は懐かしのカントリー・ミュージックなんだけど、少し遠回りして自分とカントリー&ウエスタンとの接点をふりかえろう。あ、テイラー・スウィフトはあくまでもC&Wの象徴表現という理解でお願いします。

ファッション(服飾)の世界には、カントリースタイル的なジャンルがあるよね。カウボーイハットやウエスタンブーツやバンダナなんかのことだよ。

今でこそジーンズは一着も持っていないけど、昔は人並みに履いていて、Levi's リーバイスでもLee リーでもなくWrangler ラングラー派だった。マニアじゃないから違いはよくわからない。ただ、ラングラーの固さと藍めの青さが好みだったのさ、あの頃は。

ウエスタン風デザインのシャツも何着か買った記憶がある。あれは麗しの80年代。PEYTON PLACE ペイトンプレイスだったかPERSON'S パーソンズだったか忘れたが、赤のタータンチェックのウエスタンシャツを、こげ茶のオーバーオール(当時はサロペットという言葉はなかったような・・・)とあわせるのがマイフェイバリットだった時期がある。あと、ベルトのバックルに凝っていた時代もあったな。

先住民迫害の歴史などしらない無垢なこどもの頃は、西部劇も好きだった。

『荒野の七人』は今でも好きな映画のトップテン圏内だ(ネタ元の『七人の侍』は入っていない)。当時はよくテレビ放送されていて、翌日や週明けはその話題で盛り上がった。スティーブ・マックィーンやチャールズ・ブロンソンなど名だたるスターを抑えて、一番人気だったのはジェームズ・コバーン演じるナイフ投げの名人ブリット。ガンマンの中にあって唯一ナイフという不利な武器で戦っているところが、たぶん幼心をくすぐったんでしょうね。

さて、そろそろ温まってきたかな。
では、志村まうしろが選ぶ、意外なカントリー調の日本の歌ベストスリーを発表します!

第三位は「恋のシーソー・ゲーム」アグネス・チャン!
1976年4月発売の13枚目シングルのA面曲。オリコンチャート8位。落合恵子作詞、井上忠夫作曲、東海林修編曲。

まさにカントリーの定番楽器のオンパレード。カウベルがビートを刻み、スチール・ギターが抑揚をつけ、バンジョーが間奏をつなぐ必勝パターンです。頭をシェイクするアグネスがかわいい。その後アグネスはカントリーバンドの「ホット・ケーキ」をバックにしたがえた時期もあるようで、この曲は彼女のターニングポイントであったかもしれないと思うと感慨深い。

なお、6枚目シングルの「ポケットいっぱいの秘密」も東海林修にキャラメル・ママを加えた編曲陣で、そこはかとなくカントリー調である(キャラメル・ママはビッグネーム揃いなんで、気になる人は調べてみてね)。でもハワイアンっぽくも聞こえるから、単にスチール・ギターの影響かも? この曲は松本隆の専業作詞家としてのデビュー作でもあったらしい。

第二位は『とびだせ!マシーン飛竜』のテーマ曲!
歌はこおろぎ'73で、加賀進作詞、筒井広志作曲・編曲。

イントロとアウトロのフィドルの音色と、間奏のヨーデルというか絶叫というかの部分以外はあんまりカントリーっぽく感じないかもしれない。でも、アニソン特有の前のめりなメロディアスさにカントリー要素を絡めるのは、わりと相性いいと思うんだよね。

番組は1977〜1978年に東京12チャンネルで放送された全21話のテレビアニメ。東映とタツノコプロも共同制作に名を連ねる。そうこの頃は空前のスーパーカーブームで、『マシンハヤブサ』とか『アローエンブレム グランプリの鷹』とかが目白押しに放送されていた。

飛竜はV8ターボエンジンで、最高時速425km/hという設定。『マッハ Go Go Go』から続くジャンプやチェーンソーなどのオプション機能も充実している。タツノコプロらしく、ゼニゼニチームという敵役の名づけのセンスがいいですね。ストーリーは記憶にございません。

そして注目の第一位は!?
ドラムロール♬ ドゥルルルルルルルルルルルル・・・







CMのあとで。(後日☟を掲載しました。)


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