No.8 所感=^_^= 誰一人取り残さない…をはき違えてはいけない(ホワイトな学校へ 号外)
「誰一人取り残さない」ことは、SDGsで言われなくても、これまでも当然行うべきことであった。
「誰一人取り残さない」ことを、教育の現場で考えると、なぜか、「学力向上」に結びつける方々がいる。
これは、あまりにも安直ではないか?
学力向上という言葉に結び付けるのは、一般的にわかりやすく、議会や保護者の受けもいいのだろうが、これが学校現場におろされて、具体的に何をしなければならないかというと、先生方の授業改善は当然としても、放課後の補習だ、CD層の底上げだ、学力テストのための対策だ・・・と、点数を上げること、お勉強ができることが最重要課題である・・・ということになってしまう。
学習指導要領には、そんなことは書いていない。
学生は、「平等に教育を受けられるようにすることは大切だが、同等の学力を身につけさせることとは違う。」とうまくまとめていた。
その通り。
自分の仕事に地道に取り組むこと、他者への思いやりの心をはぐくむこと。
学校教育では、基礎的な学習の他にも、社会に出て生活していける力を身につけられるようにすることが大切なのだ。
それを、勉強ができないことで劣等感を感じさせ、その子の良さをつぶしてしまうことがあってはならないと思うのだ。
「誰一人取り残さない」ために、勉強が苦手であったとしても、例えば、小さい子が好き、係の仕事が好き、土いじりが大好き、掃除が好きなど、自分の長所を生かして、早い段階で、将来の職業につながるような選択ができる道を作っていくことこそが、大切なのではないだろうか。
偉い方々には、ぜひ、そのような仕組み考えていただきたい。
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