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B3リーグ八王子ビートレインズVSさいたまブロンコスを観戦
2024/10/19
B3リーグ
八王子ビートレインズVSさいたまブロンコス
会場:エスフォルタアリーナ八王子(サブ)
地元プロスポーツチームであるB3リーグ東京八王子ビートレインズのホーム試合を観戦
地元ということもあり、格別の注目をしており、何とか勝利を掴み取って欲しいと願うが、最近のシーズンでは負けが先行している。
試合内容には残念ではあるが、会場では老若男女、白熱した応援をしている。
これは何よりもチアやマスコットの懸命な応援による影響は大きい。
チアはメンバーの入れ替えがあったが、試合内容を必死にカバーしようとしている姿には目を見張るものがある。
また、マスコットキャラクターのトレンチーは会場全体への目配りを忘れない。
トレンチーのダンスに関しては昨年度よりもレベルアップしているようにも見える。
とにかく、応援の努力もあって、会場は盛り上がっていた。
しかし、肝心の試合は前回のホーム戦同様に勝ちきれない、決めきれない、ベンチワークのレベルの低さが印象に残る。
プレイ中の選手の動きには、選手間のコミュニケーションと視野の狭さを感じた。
一部の選手は練習中は気の合う仲間なのだが試合中になると全くコミュニケーションが取れず、一部の選手のことだが、ラフプレイが多く、審判への態度の悪さが目立った。
「何故だ、何故だ」とアピールするくらいなら早くプレイして一発でも多くシュートしするべきではないだろうか。
審判への態度についてはサッカーやバスケットではよく見る光景だが、審判への態度に関してはリーグワン(ラグビー)を見習ってほしい。
観客として見ていても、あまり気持ちの良いものではない。
本当に何故だと思うなら味方ベンチに抗議を要求すればいい。
しかし、よかった点もある。
それは自分が決めてやるという強い気持ちを持ち始めたところだ。
昨シーズンは、ゴール前にいてもシュートせずにパスを回してしまう。
誰かが、入れるだろうというプレイが目立っていたが、この試合ではそれを感じることはなかった。
最後にベンチワークについてだが、これはBリーグの試合を昨年度から数多く見させてもらっていることで感じたことだが、私が見たBリーグのチームの中では最も見直さなければならないチームかもしれない。
まず試合中のデータ収集や選手へのフォローアップなど黒ジャケットを着ているスタッフの動きがびっくりするほど悪く、女性スタッフはデータ収集しているかもしれないが、数字を追いかけ、記録し、全体を見て相手への予想を立てるべきだが、手には何も持つことなく全ては頭の中?、、、、もう選手ではないのだからスタッフとしてどう動くべきなのか、もう少し考えるべきではないだろうか?
その結果、毎度同じ展開が繰り返しているようにも見える。
数字は嘘はつかないし、数字を残すことで試合中でも修正が可能になるし、次回に活かすことができる。
控えの選手もゲームに集中できていない。
もっと集中して、自分ならこう動くなどシュミレーションしながら試合を見るべきだ。
ベンチからの声出しも、攻撃が成功している時は盛り上がるが、攻められ続くと沈黙。
中には少しの間、試合を見ていない選手もいる。
この感じは昨シーズンから前回のホーム試合でも変化が見られなかったが、今回も同様であった。
本当に意識してほしい。
市民はBリーグとの契約更新と闘志ある試合を望んでいます。
頑張ってほしい。
集まるのが楽しい、エンターテイメントとして娯楽として見ている人も多くいると思う。
それも観戦の醍醐味ではあるが、チームそのものがプレーヤーとして成長していくこと、早急な結果を出すことが、プロには必要不可欠だ。
観戦している人の中には
「大学生の方がレベル高い、某大学のヘッドコーチに兼任してもらった方がいいのでは」
という声をあげている人もいたが、こういった声をなくせるのも選手一人一人のプロ意識と技術力向上にかかっているのはないだろうか。
これからも試合観戦し、本気で応援していきたい。
頑張れGo! Train!