
『スキ』のちから/フリースペース記録④
2月9日(金)は、初回から来ている子が、お家からたくさんの【スキ】を持ってきてくれました。
自分の【スキ】を持っていきたい、と思うのって
そこに安心感がないと、できないことのような気がする。
ということは、ここを安心できる場所だと思ってくれているのかな。
いつもいる1人として、とても嬉しくなりました。
紹介が遅れましたが、彼女の【スキ】は、お母さんと一緒にフェルトと折り紙で作った野菜や果物、フード。
よくよく見ると…ちょ待てよ。
野菜や果物は、包丁で半分に切れるように出来ている。
お寿司は、シャリとネタが分かれている。
だし巻き卵は、巻ける!
ピザは、具材載せられる!!


……どゆこと!!!
聞けばお母さん、やっぱりこういったものづくりが好き、とのこと。
でも、それをずっと忘れていたのだそう。
娘さんの「こういうのがほしい」という声をきっかけに、作ろうと思い立ち
実際に作っているうちに、自分の【スキ】を思い出したと言います。
この話を聞いて、じーんとしてしまいました。
我が家の珍獣・兄は、週半分は登校・半分はお家で生活する日々です。
我が子と一緒に過ごす時間が長いと、きついこともあるけれど(というか大半の時間はめちゃくちゃきつい笑)
子どもの【スキ】により深く気づけたり、共有できたり、自分の【スキ】を再確認できたりする時間がたくさんある…ということでもあるよなぁ、と。
【スキ】を持ってきてくれた彼女たちが、改めてそんなことに気づかせてくれました。
ありがとう!