掘ってみた。臭かった。

2020年2月末、庭を作りはじめました。
最初は不耕起栽培という明確な目標はなく、
土が健康な庭にしたいのでコンポストは欲しいなぐらいのイメージ。

大まかなゾーニングのみ考えていて
フロントヤードは森みたいに、バックヤードは目隠し中心、中庭で家庭菜園です。引っ越し当初、中庭とフロントヤードには普通の土(?)を敷いてもらいました。

家の中もかたづいてきたので、シャベルを購入し
試しに掘ってみると
…臭い!!
…瓦礫だらけ!
…粘土質で色が青みがかっている?

瓦礫はある程度想像していましたが
臭いのと青いのは想定外。

グライ土、というらしいです。
1メートルぐらい掘り進めて心が折れそうになりました。
みるからに不健康そうな土!!
ちなみに雨が降ると水が溜まりました。

大雨が降ると溜まるしなかなか水が引かない土壌でした。2020年4月。
溝を掘ってみたが水は逃げません。
表面は多分真砂土で5センチも掘れば瓦礫、その下がグライ土。

そもそも場所によっては100年ぶりの空を見る土壌です。
もとは水田が広がっていた場所だったそう。

まずは瓦礫と石を取り払うことにしました。
ふるいも購入し、腰には腰痛防止のコルセットを装備。
開墾でもあるまいしそんな大したことはないと軽く見ていました。
掘って石と瓦礫を避けるだけ、と。

ところが、ツルハシも必要でした!
シャベルでは瓦礫にぶつかる面積が多く手に響きます。
私の腕はガクガクにシャベルの先はガタガタに。
でもこのころにはコロナ禍が始まり、家に受験生もいて、私の仕事は休業。
これ以上の出費は避けたいので少しづつ進めることに。

掘り進めると色々出てきます。
石、瓦、れんが、タイル、鉄筋、ゴム片、ビー玉…
取り除いてふるいにかけて庭に戻す作業は身体にはキツイですが、
目に見えて片付くのは気持ちがいいものです。

1番の心配は、庭土として使えるのか否かです。
土の再生についてはまた次回に続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?