高齢者の変調を見逃すな

介護のため、祖母の家に定期的に行っている。

こちらの記事にも書いているが、毎日は訪問できないので、見守りカメラを毎日数回見て、訪問するのと組み合わせて利用している。とても便利である。


ここ数年、90を超えている祖母を見てきて、少しずつ変化が出てきていて、残念ながらこの数ヶ月は変調と言ってもよい変化がいくつかある。

  • 排泄に失敗することが増える、本人が自覚していないこともある。

  • 家の中でぼーっとする時間が増え、前ほどちょっとしたことができなくなる。

  • 短期記憶が弱くなる。質問に答えたのに、同じことを何度も質問する。

  • 気温の変化を感じなくなる。暑い寒いの感覚が麻痺する。

  • 着るものや見た目(お化粧や髪型)に無頓着になる。

  • 視力、聴覚が低下する。

  • 食べてはいるが、以前よりは食べなくなり痩せてくる。

  • 明らかに間違った判断をして、それに固執する(病院に行かないといけないのに行かないと言うなど)

厚生労働省は以下リンクにあるような高齢者の基本チェックリストを作っているが、その内容に比べると、祖母は年齢が進んだ分、残念ながら深刻度が増している。

この状況でも、祖母は要介護1のレベルであるから、介護の大変さ、長期戦であることがよくわかる。

https://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/dl/tp0501-1c_0001.pdf


70歳くらいの高齢者が身近にいる場合、少しずつ変化が出てくるため、ケアワーカーなどに相談しながら、適切なサービスを受けられるようにすべきである。

あと何回祖母の顔を見られるのか。悲しいことだが、これが現実。自分の身体なのにままならなくて、本人が1番辛いと思う。祖母が少しでも楽しいなと思ってもらえるように支援していきたい。

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花村みのり
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