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推し活

なぜ私達は推しにハマるのか?
キャラクターにファンがつくとは、まさに "推し”がつくということである。

🚩推しができる時の心理状態

日常生活の中で、ストレスが溜まっている時や、自分が満たされていない時や疲れている時が傾向として多いそうだ。

自分のストレスや疲れや不満を解消するためのツールとして推しにハマる。

🚩推しにハマった時の心理
 慈しむ対象を常に探している
慈しむとは、可愛がり、大切にする ということだ
これは人の承認欲求に起因する。人は常に「愛し、愛される存在」を求めているからだ。

🚩推しにハマる条件
 ハマったり、この人が好きになる条件は心理学では【投影】と呼ばれ、2つ条件がある。
①自分と似たタイプの人に惹かれる
 親近感である
②憧れ の資質を持つ

つまり、推しの中には「自分自身の姿」と「自分がこうなりたいという姿」がちゃんと要素として入っているのだ💡
具体的には、自分が好きな世界観を叶えてくれる人のファンになったり、自分の気持ちを体現している人のファンになったり、自分が好きな理想的な人間関係を持っている人を応援したくなったり。である

ということは、人は推しているキャラクターを通して自分をより理解できるのだ🍊

🍀まとめ
 推し活とは、自分の存在を愛し、そして愛し返す存在である。
確かに私がスラムダンクの桜木花道が好きな理由はお笑い芸人の永野さんと同じで「心の底から笑かしてくれるから」である。ストレスが溜まっていても「笑い」が起きると、気分が楽になる。だから好きなのだ。他には、「メダリスト」の主人公の男性を好きな私の知人は自分が思っていることを「言語化」してくれるから好きだそうだ。
 そう考えると色々な人の推しになり得るキャラクターを作るというのは、人の心に寄り添うことになると同義であると言える。
 自分も大学受験の際にずっと失敗していてどれだけ勉強しても自信を持てず不安だった。しかし同郷のスピードスケート元日本代表の小平奈緒選手がずっとオリンピックで成功できずにいたが単身オランダで修業し、見事プレッシャーと過去のジレンマを乗り越え平壌オリンピックで金メダルを獲得した時に、自分もやれるぞと思えた。小平奈緒選手に同じ境遇を見出し、彼女がこれから自分も乗り越えないといけない大きな困難を叶えた姿を疑似体験できたので自分もできると思えた。

 これぞ キャラクターの持つ力である。

参考記事
・推し活の心理的効果は?心理カウンセラーが語る【あさイチ】

・ジャンプ 漫画の学校 キャラクターの因数分解

人が誰かの何かの「ファン」になる心理を解説

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・創作のための脳科学・心理学


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