キャラクターism ~物語を引っ張るのはキャラクター~ ワンピース
ドラマって何だろう?と考えていた時に真っ先に浮かんだのがワンピースだった
ワンピースって本当に面白いよな~あれなんでなんだろう
ワンピースの面白さが分析できたら、ドラマって何かもわかるのでは?
と思い分析しました!🍀
🚩2話目 その男“麦わらのルフィ”
話しの概要:アルビダという女海賊の元でこき使われながら働くコビーがルフィと出逢い、海軍に入る夢を叶えるためにアルビダと決別しルフィと冒険に出る
1ページ~2ページ目 目的の提示 仲間集め中
3ページ~6ページ目 ・アルビダのキャラクター立て 第3者の反応+感性提示
・姿を見せないことで関心を惹く
⇒コビーを殴る・脅すアルビダへのネガティブな印象作り
⇒コントラスト効果 殴られてヘラヘラ(ポジティブ)
Lすぐにシュン
7ページ~10ページ目 次の展開への繋ぎのシーン
11ページ~12ページ目 コビーの正体を明かす+状況説明
13ページ~16ページ目 ルフィの影響を受け、隠されていたコビーの
願いの露呈
L物語を前に引っ張る期待を作る
Lアンダードッグのキャラクターの願いが叶うのを
読者は願う
17ページ~18ページ目 揺れ動く期待 コビーが揺れたりするのでおおおい
どうなるんだ と思う
19ページ~20ページ目 ルフィ 救世主 コビーへの想い・理解と
マイナスからプラスへの変化をもたらす
結論
①敵役と被害者キャラクターを作り、救世主が想いをくみ取る言動で救え
参考:致命的な7つの習慣
1.批判する
2.責める
3.罰する
4.脅す
5.文句を言う
6.がみがみ言う
7.褒美で釣る
🚩3話目 ”海賊狩りのゾロ”登場
1ページ目 目的の開示 ゾロを仲間にする
2ページ~5ページ目 ゾロへの関心を高める 噂話と第3者のリアクション
6ページ~8ページ目 ゲイン効果のネガティブ面 悪い奴でいい所ない
期待(ゲイン効果自体が期待作りと驚きでできる)
9ページ~16ページ目 ゲイン効果のポジティブな面
Lドラマ発動 第三者の気持ちの究極理解
L可哀想に思って貰えるキャラクターと
憎しみを持って貰えるキャラクター出す
L驚き 発見
17ページ~19ページ ルフィの思考の流れと行動 不正を許さない
🍀結論
・敵キャラクターにヘイトを溜めさせろ
・可哀想なキャラクターを登場させろ
・ロスゲイン効果で期待と驚きを作れ
やっぱり 小池一夫先生の教えが守られているから 面白いですね💡
今回の記事で出てきた心理学などについては👇で解説しています
最後に
ワンピースの1話~3話目を読んで感じたことが
伏線と伏線回収のテクニックがキャラクター特徴を作り込むことで、このキャラクターが来たら、これやって来るだろうな で構成されていることだ。
何故私にとって驚きかというと、ほとんどの創作物はキャラクター以外のテクニックで期待を作ることが多いように思える。だからこそ、アルビダが来たら、絶対に嫌味言うし、殴って来るなーとか ヘルメッポが来たら 不快なことをしてくるなーとか 予想があるから、その通りの行動をしても何でその行動したの?のwhyの部分が表されなくてもすんなり理解できる。これ本当にスゴイことだと思いました。
やっぱ 漫画は漫画ismだ!🔥