レッドフード
レッドフードの編集ポイント
構成としては、
主人公ペローが 大切な恩人村長を失った所からの 成長を描くことで、読者に ジャンプ 王道の ドーパミン×セロトニン×オキシトシン×コルチゾール減少 を感じて貰い、これからの物語への期待を持って貰うことだと思う。
〇よくなかった点
①敵キャラクターをもっと不快にさせるべきだった and 村長や村人との心温まる交流を描くべきだった
L読者がストレスをあまり感じないから、倒した時のスカッと感があまり感じられない
Lドーパミンを作用させるために、①ペローにとって村長が亡くなることがどれだけ心が痛いことを読者に認知してもらうためのエピソード挿入と敵キャラクターをもっともっと不快に感じさせるように描くべきだった。不快になればなるほど、もっと言えば読者が嫌悪感を感じれば感じるほど、
Lペローが敵を倒した時に、スカッとする
L敵を倒した時のペローの内面の声が村長への感謝と成長の誓いは描かれていただけ残念。
削るなら、魔道具のシーンをカットするべきだった
L魔道具は目新しいのでワクワクするかと思ったがそこまでワクワクしなかった…目新しいのは人狼だけで充分だった
Lむしろ 見覚えのある 人間ドラマをもっと見たかった
②ペローの喜怒哀楽の表情をもっとクローズで描くべきだった
L人は表情に現れる喜怒哀楽を観ることで、感情移入をする生き物。しかし「レッドフード」ではペローの表情が効果的に描かれていなかったので、共感があまりできなかった(むしろ、村長とグリムの方が共感できる)
なので、ペローに焦点をもっと当てた物語がみたかった。さらに言えば、この1話目の味噌は「ペローと育ててくれた村長はじめとする村の人達との交流(オキシトシン)」を描くことにあると思ったが、そこが具体的に描かれていなかったので、ペローが何故そこまで村を守ることに固執しているのかがわからなかった。
参考資料