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興味とアイドマの法則

作品を創る時や分析する時に、何で自分はこの作品が気になってしまうのだろうか?とずっと理由がわからず探求し続ける時があります。

最近なら、ヤングジャンプさんの「ダイヤモンドの功罪」です。

天才の存在によって変わっていく人間模様が面白い作品で、主人公の意志とは関係なく野球の才能がある主人公を、周りの大人が自分の興味関心の為に利用したいと思う様が、人間こえーーーと思ったり、仲が良かった友達が嫉妬して仲が悪くなり主人公かわいそーと思ったり、…まさに天才が故の、功罪を見事に描いた作品です

でも、読んでいて何で読み続けるのかわからなくなるんですよね…

なので、今日は 面白いと 思う気持ち 【興味】 について解説をしていきます!

ダイヤモンドの功罪


🚩興味は古語でいう「ゆかし」の意味


 現代の興味とは、面白さを覚えたという感情のことです。昔の古語にある「ゆかし」が一番ニュアンスを持っていると考えています。

「ゆかし」の意味は、
・見たい
・知りたい
・行きたい

という心の底から欲している感情のことを表しています。

 ここの興味から欲する という状態に変わることを理解した方が創作活動に生きる考えています。
 理由は、続きを読みたいと思うのは、プロットに対してなのか、それともキャラクターに対してなのか。言い換えると

・続きの展開が気になる
のか
・キャラクターが気になるのか

で全然違ってくると思いませんか?

特に連載したり、ヒットする作品は、キャラクターが面白い・興味を持った だから、見たい・知りたい・理解したい となるのです。

🍀読者が"何”に興味を覚え、“見たい”“知りたい””理解したい”の欲求を持つかを考える 


ことが大事だと思ってます。

ここからはアイドマの法則を解説していきます!

🚩アイドマの法則


📚アイドマの法則とは

 人が商品を購入するまでの認知的な過程のことである。

💡アイドマの法則の段階

アイドマの法則の段階  

①注意(Attention)→②関心(Interest)→③欲求(Desire)→④記憶(Memory)→⑤行動(Action)の5つのプロセスが存在する。

具体的に説明すると、以下の通りになります。

1.Attention:注意

Attention(注意)は、消費者が商品やサービスを知り始めるAIDMAの法則の最初のステップです。

消費者が商品を購入するためには、まず商品やサービスを知ることから始める必要があります。

創作物なら、手に取り読んで貰うため所ですね。今回の創作物を作るとはちょっとかけ離れます。

2.Interest:関心

Interest(関心)は、消費者が商品やサービスに興味を持つ2つめのステップです。

この第2のステップについては、認知からごくわずかな時間で「関心の有無」が決まってしまうため、商品・サービスの特性や訴求ポイントを簡潔に分かりやすく、より確実にターゲットに届くように訴求することが重要になります。

ここからわかることは、一瞬にして読者の関心を惹く魅力をキャラクターやプロットが内在的に持っているということだ。だから、キャラクターにも"関心を惹く”特徴などを創る必要があるのだ!

3.Desire:欲求

商品やサービスに興味を持ち、調べていくうちに、その商品やサービスを欲しくなるのがDesire(欲求)のステップです。

消費者は「これは自分にとって本当に必要があるのか」「価格が適正であるか」など懸念を抱えているため、このステップではこれらを取り除くための説明を行うことで、「買いたい」「自分のものにしたい」という欲求を起こさせるセールスが必要となります。

創作なら、また見たい・知りたい・理解したいと思わせることである。つまり、好奇心と期待作りである。

4.Memory:記憶

消費者に「欲しい」という気持ちをリマインドさせるステップがMemory(記憶)です。

現代は日々無数の情報があふれており、Desireのステップで商品やサービスの購入意欲を持ったところで、他の情報に紛れてしまううちに何が欲しかったのか忘れてしまうこともあります。

そこで、欲しいと思った記憶をもう一度呼び起こさせ、「明日買いに行こう」などと促すことが必要になります。

創作なら、何度も何度もそのキャラクターにしかない感情体験を見せてやることである

5.Action:行動

商品やサービスを実際に購入するために、店舗へ訪れるなどのAction(行動)を起こす、アイドマの法則の最終段階です。

このプロセスに至るまでの消費者心理を理解し、商品やサービスを購入したくなるようなマーケティング戦略を立てていく必要があります。

創作なら、キャラクターのファンになることだ

🍀創作に活かすポイント
 キャラクターに興味を持って貰うことが、読者がキャラクターから目を離せなくする正攻法である。そのロジックは、アイドマの法則から考えることが最も筋がいいことがわかった。具体的には、
・興味・関心を持って貰うための要素を持つ、キャラクターを作る
・また“見たい”“知りたい”“理解したい”という欲求(興味)を持って貰えるような、キャラクターから生まれる“好奇心”と“期待”を刺激する要素を描く
・何度も何度も感情体験をさせる
・ファンになる 追っかけたくなる
という順番だ🔥

💡参考記事・文献
アイドマの法則
https://amagasakioda.ed.jp/wp-content/uploads/2021/10/021127_2.pdf


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