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復讐系(勧善懲悪)の面白さを生み出す構造について

私が復讐系の作品を分析した結果、基本3つの要素を冒頭から創り出せている作品は面白い作品だと思いました。そのまとめです🍀

復讐系は勧善懲悪系のストーリーから、人情面を削り、より敵役を憎たらしく、よりキャラクターを被害者に描いた作品といった感じ。また、勧善懲悪系は救世主として主人公が助けに入るのに対し、復讐系は被害者自身が自分の力で復讐を果たそうと悪戦苦闘するも一生懸命行動するパターンが主流なように思える。

ちなみに私が好きな復讐系作品は
・ジョンウィク (主人公が強すぎる!!+執念がしっかりある!!)
・告白     (淡々と冷酷に復讐する様が狂気と驚きを感じれた)

結論:復讐系を面白くするのに必要な構造は

①敵役(加害者)に敵意と憎悪を持たせる
②主人公(被害者)への共感と憐憫の情を持たせる
③主人公自身が復讐するまでのキャラクターアークを丁寧に描く
④主人公が復讐を果たす

である。特に主人公は弱者であったり、弱者側にいて、構造的に敵役にいたぶられたり、虐められたり、攻撃を受けている構造がよく用いられる。

Webtoon作品の有名な復讐系は
①の不快にさせる敵キャラクター作りと立て方と活かし方が上手い
②の共感と憐憫の情を持たせる部分でしっかりと被害者への好感度をまず上げておく・重要な出来事へのリアクションを逃さず描く・思考の流れを見せる・劇的アイロニーを活用する 等のテクニックがしっかり活きる構成にしている
点が秀でていると思いました。

👇好感度または親近感が高い人ほど、共感しやすいそうです😲詳しい内容は👇の記事で説明しています🍀

👇webtoon 復讐系作品の分析はこちらから🍀

参考
「やはり勧善懲悪ドラマは癒しになる」
webtoon分析 まとめ


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