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畏怖 感情解説
畏怖とは、日常生活で中々お目にかかれる感情ではないだろう。そもそも畏怖という言葉の意味すら知らない人が多い。しかし、最近読んだ作品で「部長K」や映画「オオカミ狩り」の怪人や「進撃の巨人」リヴァイ兵長や「ベルセルク」ガッツ 等が狂気じみて、敵を倒してく暴力的なシーンを見ると、興奮と共に、畏怖の感情が湧いて来た経験がある。鳥肌が立った。
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創作として畏怖を感じるキャラクターを創れればそれだけでファンを創ることができる。その為、今回は畏怖の感情について解説をしていく👍
📚畏怖とは
畏怖とは、恐れおののいている感情である。
🍀畏怖の感情が生まれる時の条件
心理学者ケルトナーとハイドによると、
広大さ:自分よりも大きい何かを認識すること
理解:今までの自分では理解できないが、それを理解しようとすること
簡単に言えば、畏怖の特徴は
・人知を超えた大いなるもの感じ
・それを理解したいと思う
であるのだ。
ただ怖いのではないのだ。そこに何か神秘的な何かを感じるのだ。それが関心を惹きつけるのだ。
🔧畏怖を感じやすいもの
・恐れ:稲妻とか地震などに対する恐れ
・美:美しい人、自然をみたときの感覚
・徳:徳のあるリーダーへの感覚
・能力:スバ抜けたタレントの認識
・超自然:天使や神をみたりするときの感覚
💡ドラマを作る際に、押さえておきたいポイント
畏怖を感じる、キャラクターや世界観を創り込むことで、読者の関心を掴むことができる。何故ならば、理解できない複雑性を持つものだからだ。
例えば、
📚①アビスという人知を超えた祝福を与えてくれると同時に、人の命を奪う不思議な力を持つ大穴アビス に畏怖の念を感じ、アビスの秘密を知りたいと思わせた作品が「メイドインアビス」である。
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📚②目に見えないが物を動かしたり、イナズマを出せたりするフォースという力が少年心を掴んだのが「スターウォーズ」である
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📚③ガンダムのような、生き物のような人間とシンクロし戦う大きな戦闘機が怖さを感じさせる初号機で人気を集めたのが「エヴァンゲリオン」だ。
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🍀最後に
畏怖という感情は人の関心を惹き、また見たいと思わせるパワーがある。是非、畏怖を感じるキャラクターや世界観を創り出し、読者の心を掴もう!💪
📚参考記事
・ゴジラ-1.0に見た心の原風景
・心理学の知見:畏怖の念とは?
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・感情解説 まとめ
・webtoon分析 まとめ 記事