キノコの季節ですが・・・
こんにちは。
自宅近くの露地で、無数のキノコを見つけました。
猛暑が続いている最中ですが、季節は少しずつ動いていますね。
↓ ヤマジノカレバタケというキノコです。
無毒なのですが、小さすぎて食用にはならないようです。
でも、数を集めれば・・・
いやいや、でもそんな勇気はありません。
ちなみに、私はキノコハンター歴20年ですが、立ち入った山で目に留まったキノコを一瞥して、食用か否かを見極める心眼があるかと問われると、答えは「否」です。
毎年、同じ山で同じ朽ち木に生えるきのこだけを手に入れています。
ヒラタケ・マイタケなど・・・
決して、冒険はしないようにしています。
日本きのこ学会の方と、以前登山した際に会話をしました。
そこで、いろいろなきのこや菌糸学の知見を得ました。
その聞きかじりの知識を少しだけ・・・
世界中には、未知のキノコは数多あるものの、食用できないものは少しだそうです。
ただ、その国の食文化に合わないことが理由でずっとスルーされ続けているそうです。
日本の、代表的なキノコとして「松茸」がありますが、重宝されているのは日本だけだそうです。
香りと味が重宝がられているのでしょうね。
逆の視点から・・・
山林の中の朽ち果てた大木に生えているこんな ↓「キノコ」を見つけたら、皆さんならどうしますか。
ぞわーーーー
と、身の毛がよだつ感覚を覚えるかも・・・
でも、食用なのです。
ブナハリタケと言います。
秋口からブナの朽ち木に一面、白いアクセントを添えます。
では、味はと言うとはっきり言って、無味無臭。
敢えて言えば、シャリシャリとした食感だけです。
この、きのこは、一部日本でも食されていますが、スーパー店頭に勢ぞろいすることはないと思います。
しかし、フランスでは人気の食材で、バターやクリームとソテーする料理がポピュラーです。
私も、試したことはありますが、日本酒のつまみにするには、ちとずれがあるかな・・・
でも、食感は舌には心地いい刺激で、なるほどワインを飲んだらdélicieuxという感想かな。
このシーズンには、どうしても起こる「キノコ食中毒」ですが、知識がなく適当に収穫したキノコを不用意に食べないように気をつけてください。
お付き合い頂きありがとうございました。