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精神科の薬💊耐えがたい離脱症状の体験



      その①

わたしは心療内科に長い間通っています。
 幼い頃から対人での不安感が強く今でいう"コミュ障"だったと思います。
本当は"コミュ障"なんて言葉はなくて「社交不安障害」など色々呼び方があるみたいです。
 要は対人恐怖症です。


 さまざまな日常での不安を感じて日常生活もままならない方がいらっしいます。
 そういう方に処方されるのが
「抗不安薬」と呼ばれる薬です。
 その「抗不安薬」というカテゴリーの中で

"ベンゾジアゼピン系"

と呼ばれる種類のものがあります。
 (噛みそうだ) 詳しくは説明しませんが
 その"ベンゾ系"の抗不安薬は効き目が比較的強いのか、薬によっては依存症になってしまう方がいます。

 そして最近、「デパス」という抗不安薬が処方制限されました。

 "ベンゾジアゼピン系"の抗不安薬は
これだけではなくて、僕は様々な"ベンゾ系"抗不安薬を処方してもらいました。

 「デパス」「レキソタン」
「ワイパックス」「ソラナックス」「メイラックス」
睡眠導入剤の「ハルシオン」など。

 どの薬もその強さや、速攻性、効いている長さなど違いますが使っているうちに耐性ができ、効かなくなってきます。

 そうなると飲む量が増えてきます。
「もっと楽になりたい…」
そこから依存症が始まっていくのだと思います。
あくまで僕のケースです。

 薬が必要な時は
人が沢山いる所、コミュニケーションが必要な場所、中途半端に人が居る電車内。
僕が最初に処方されたのは「デパス」で、その作用は短時間で効果が現れました。
 そして少しずつ飲む量が増えていきました。(処方制限される前です)

 「デパス」は速攻性があるかわりに
その作用時間は短時間です。そしてすぐに耐性がついてしまいます。
 
 僕の主治医は薬を切り替え、さほど即効性は無いものの長時間効く抗不安薬に切り替えました。

 しかし1年くらいたったある日、14日分の抗不安薬を10日で全部飲み切ってしまいました。

 次の診察日まで4日間あります。
薬が効いている間は「4日くらいなら家からでなければ大丈夫か」と思っていても、半日飲まないでいるとだんだん落ち着かなくなってきました。

 落ち着かない…。飲みたい…。

診察日まであと2日でした。










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