リサイタルズ「888月~夏にも程がある~」歌詞解説!奥が深すぎる!!!
人気YouTuber《東海オンエア》のメンバーが所属する《リサイタルズ》が2022年8月5日に「888月〜夏にも程がある〜」をYouTubeにアップロードした。
アイドルソングのようでハッピーな気持ちになれる曲調。リサイタルズの曲の中でいちばん好きかもしれない。
でも歌詞が独特すぎて理解が追いつかない!!何か意味があるような気がするので、改めて徹底的に解釈してみた。すると深い意味が……。
※敬称は省略してます
歌詞全文
888月の意味
MVでは、おじいさんの3人が若い頃に戻るような描写から始まる。888月は74年なので、MVの男性たちはおそらく74歳になった姿か、好きな人と出会ったときから74年後の姿である。
メンバーが愛する人に送った曲
東海オンエアてつやが元AKBの峯岸みなみさん(以下みぃちゃん)との結婚を発表し、連日にわたって大々的に各種メディアで報道されたことは記憶に新しい。
てつやはみぃちゃんがAKBのアイドルとして活躍していたときからファンであると公言していたため「推しと結婚」という夢のようなサクセスストーリーに世間も盛り上がった。
この曲の作詞家はエース。リサイタルズのメンバーで東海オンエアのしばゆーである。しかし、しばゆーが作詞したからといって妻のあやなんのためだけに作ったのではなく、てつやのみぃちゃんに対する思いもかなり入っていると思われる。
その根拠は4つある。
曲をリリースしたあとすぐに結婚発表をしている
てつやが視聴者にバレないように元彼女宛ての動画を配信したことがある
としみつが、曲にアレンジを加えていいかてつやに伺っていた
歌詞の内容
1.曲をリリースしたあとすぐに結婚発表をしている
曲がアップロードされたのは2022年8月5日で、てつやが結婚発表したのは2022年8月16日なのでほぼ同時期である。
2.てつやが視聴者にはバレないように元彼女宛ての動画を配信したことがある
てつやが元彼女の「劉備元徳」と交際中、彼女が上京することになり、愛知県岡崎市に留まるてつやは彼女に応援メッセージを込めた動画を作成した。視聴者も楽しめる動画であり、一見した限りでは特定の人に向けた動画と分からないようになっているが、動画では「劉備」という言葉が使われ、元彼女が観れば自分に向けた動画だと分かる仕様になっている。
大切な人に向けて動画を公表したことがあるなら、将来を誓った結婚相手のみぃちゃんに向けて歌を送っても無理はない。
3.としみつが、この曲にアレンジを加えていいかてつやに伺っていた
メイキング動画で、曲終盤で歌う「Oh シャイ甚平」をジャイアン風にアレンジしてはどうかと、としみつがてつやに提案している。てつやが笑いながら返事を考えていると、としみつが「さすがに……?」とてつやの様子を伺う場面がある。としみつがしばゆーではなくてつやに許可を得ようとしているところを考えると、曲に思い入れのあるてつやに配慮した可能性がある。
ちなみに「Oh ジャイ甚平」は採用され、うっすら聞こえるので是非集中して聞いてみてほしい。
↓↓てつやが劉備に向けたメッセージ動画について語っているところがこちら(13:36〜)
↓↓元彼女(劉備元徳)に宛てた動画がこちら
↓↓としみつがてつやに伺うメイキング動画はこちら(11:20〜)
4.歌詞の内容
前半はてつやがみぃちゃんに、後半のラップパートからはしばゆーがあやなんに思いを伝えているように思う。
では詳細をみてみよう。
「7334年」は月単位に変換すると88008月となる。ラストのサビにでてくる「88008月」の伏線である。
「君だけだよ」という意味。好きな人に向けたメッセージということだ。
二毛作とは、時期をずらして同じ地で1年間に2種類の作物を作ることである。
2人が報道を受け、交際宣言を行ったのは2021年9月18日。結婚発表は2022年8月16日。交際宣言から結婚発表まで約1年である。
2019年頃から交際していたようだが、みぃちゃんがAKBを卒業した2021年5月29日以降に真剣交際を始めた可能性が高いと言われている。この1年間でよりお互いの気持ちを深めたと考えて良い。
このことから約1年間で、恋という作物と愛という作物を2種類育てたと考えられる。
付き合いたては楽しくて、愛というより恋を楽しむ時期でもある。自制心を持ちつつもっと近づきたいと悩む気持ちや性欲しかり、煩悩が多いときだったのかもしれない。
「君と出会ってからずっと夏だ」という意味。
夏は他の季節と比べると、太陽が眩しく緑は溢れ、生命力がみなぎっている。色鮮やかなイメージを抱く人も多いだろう。好きな人と出会ってからずっと夏だ、つまり恋に落ちたということだろう。
「You made me 義眼」は「君は僕を義眼にさせた」という意味。
直訳から意味を推測すると次のようになる。
「君が眩しくて目が見えなくなった。君が綺麗な貝殻で義眼を作ってくれた。新しい眼をつけてくれた。」
↓
「眩しいくらいに君がかわいくて(美しくて)恋に落ちた。君が新しい世界を見せてくれた、君と出会って新しい世界が始まった」
防波堤(テトラポット)は波の侵入を防ぐもの。つまり心に防波堤をつくり、恋(波)の侵入を防ごうとしていた。
てつやは元々みぃちゃんのファンだから恋をしないようにしていた。もしくは大切にしたいという気持ちとは裏腹に、欲望に駆られて触れたい、仲良くなりたいと思う男心を抑えようとしていたと考えられる。
防波堤をザッハトルテ(チョコレートケーキ。あんずの甘酸っぱいジャムが入っている)にしてしまうということは、理性的な気持ちや「恋をしちゃだめだ」という心が、甘酸っぱくてほろ苦い恋心に変わったということ。
おじいさんになっても二人で過ごした楽しい日々を覚えていたいということだと考えられる。
ISO感度とは
写真の明るさを決めることができ、夜景や室内など光が少ない場所ではISO感度を上げて撮影すると綺麗に撮影することができる。しかし調整を間違えると全体的に白っぽい写真になってしまうことがある。
好きな人と撮った写真が白飛びしてしまい、うまく保存できなかったけど、この楽しい日々をずっと記憶に残しておきたいという気持ち。
もしくは白飛びするということはあまりに楽しくて眩しすぎる日々ということで、ISO感度の調節が上手くできないということは、予測できないほど楽しい日々を比喩していると思われる。
数年後には忘れてしまいそうなこともずっと覚えていたい、なんとしてでも忘れないという気持ち。
好きな人の前でかっこつけようとする心を表しているのだろうか。
みぃちゃんは2020年1月1日に初めてYouTubeを投稿した。てつやは2013年からYouTubeの活動を始めているので、みぃちゃんにYouTubeのノウハウを教えていたのではないだろうか。
男性器のことを「息子」ということがあるので「父さん」とは息子を制御する存在、つまり性器をコントロールする“脳”の比喩である。
つまり直訳から意味を推測すると次のようになる。
僕の父さんも Sky blueに染まって
=僕の頭は空色になった
↓
「青い夏の気分だ」
「恋に落ちた」
動画でも発言があるが、みぃちゃんと交際する前にてつやは不特定多数の女性と関係を持っていたと思われる。みぃちゃんに出会って煩悩だらけの自分ではなくなり、心から大切に思える人ができたということが表現されている。
甚平は男性が着る和装のことでなので、ここでは好きな人に夢中で照れてしまう男性のイメージが重なる。
↓↓経験人数について申告している動画がこちら(17:48〜)
ちなみに、Mrs. GREEN APPLEの「青と夏」というヒット曲のサビには「夏が始まった 恋に落ちた」というフレーズが出てくる。青い夏空というのは多くの人に恋を連想させる言葉として、上記のように解釈した。
サザンオールスターズの「真夏の果実」という曲のジャケットにはマンゴーの断面図が描かれており、そのデザインや歌詞の内容から、曲中の「果実」が「女性器」と解釈される例がある。また小説では女性の胸が「果実」と表現されることがある。
ゆえに大マンゴーは女性の身体の一部を示唆していると考えると、憧れの好きな人の身体に口づけできる関係になった、恋が叶ったという意味になる。
サビに入って最高の盛り上がり。しばゆー、作詞家になってほしい。
序盤に防波堤(テトラポット)をザッハトルテに変えた表現により、自制していた心が変わり恋に落ちた様子がわかった。さらにここでは、恋の気持ちを2人で育む様子が伺える。
テトラとは正三角形が4つ重なった正四面体のことを指す。通常のトッポギはどちらかというと細長い円柱のような形をした、もちもちした食べ物だ。
常識にとらわれずに2人でどんどん面白く、楽しい人生を生きていようということが感じられる。
浮ついてるだけだった夏気分は過ぎ去り、大切に思える人と出会って(結婚して)年老いてもずっと輝かしい人生になったと思う気持ちを表しているようにみえる。
セッターというのはスパイカーが打ちやすいボールをアシストする役割のポジションである。
てつやがみぃちゃんに出会えたのは、としみつとカメラマンの高橋優也の紹介だったと言われている。
2019年にとしみつが水溜まりボンドのカンタと高橋優也と共に写真展を開いたことが始まりだった。
つまり、てつやがみぃちゃんにアタックできるようにアシストしてくれる人がたくさんいたということだろう。
ワイパーというのは雨天時に視界を良くするためのものである。
大雨の時にはワイパーの速度を上げるように、風当たりが強く、多くの弊害があってもなりふりかまわず進もうという意味に受け取れる。また、当たって砕けろ精神で、壊れたり失敗したらやりなおせばいいという気持ちがあるように思う。
潮の満ち引きは世間の声を表している。応援する声もあれば批判的な声もあるが、動じずに惑わされない心を示しているのではないだろうか。
(ホバーとは空中停止という意味である)
宝物がいっぱいできたということだと考えられる。
妻や子ども、メンバー、仲間、家族、後輩など周りの人たちのことを宝物のように感じているということだろうか。
宝物ではなく家宝と言っているので、老後になったときに自分にとって財産になるような、大切なものがたくさん残ったことを思い浮かべているのかもしれない。
制空圏
制空圏とは武術家の技の名称である。自分の攻撃が届く範囲(制空圏)に物体が入れば攻撃することができる。
東海オンエアでよく話題に上る「刃牙」にも出てくる。
通常の制空圏は自分の手足が届く範囲に限られるが、熟練の武闘家であればそれよりさらに広い制空圏を持っている。いわばテリトリーのようなものである。
ハンマークラゲ
歴代の仮面ライダーの敵に、ハンマークラゲという怪物がいる。仮面ライダーが好きなしばゆーらしい歌詞だ。
このハンマークラゲという怪物は攻防共に優れており、パワー型の攻撃と、軟体の身体を生かした防御により仮面ライダーが手こずった強敵だった。
つまり、2人のテリトリーにハンマークラゲのような手強い敵が邪魔や攻撃をしてくることがあると読み取れる。
孫ができるほど年老いたとき、二人でそんな困難も乗り越えてきたと感慨深く思うかもしれないという意味だろうか。
あまり見たことがないズッキーニのかき氷をつくるということから、常識にとらわれずはしゃげばいい、人生を楽しもうという意味に受け取れる。
ダークマター
暗黒物質と言われる宇宙に存在するもので、質量はあるが今の技術では見ることも触ることもできない正体不明のもののこと。
シャチハタは朱肉をつけなくても判子を押せるものなので、これらの特徴を考えて意訳すると
「見ることも触れることもできない、訳の分からないものに真面目に立ち向かわなくて大丈夫」
という意味が込められているのではないだろうか。
表舞台に立つ人はネットなどで誹謗中傷に触れる機会が多いため、誰が言ってるかもわからないものに心をすり減らさなくていいよという愛する人へのメッセージに受け取れる。
刺股は学校などで使用されることが多い防犯用具のこと。
シアバターは肌や髪を乾燥から守る保湿ケア製品のこと。
このことから「君を守る、君のために戦う、かっこよくなる」というような意味だと推測される。
ワイプとはVTR中に画面端に表示され、スタジオにいる人の反応を観ることができるものである。
自分のことをずっと見守っていてほしい、常に君の反応が知りたいという意味が込められていると思われる。
太陽のように輝いていて遠い存在だった君と一緒になれて最高の気分。または、君は僕の太陽だ、一緒になれて最高だということを言いたいのかもしれない。
ちなみに「太陽のタマゴ」という宮崎県産の最高級のマンゴーが存在する。値段は高いが味は間違いなく美味しいそうだ。「太陽」にはこちらの意味が考慮さている可能性もある。
ほぼ愛の告白同然のフレーズで、改めて言うと少し照れてしまうということだろうか。
マンゴーが女性の身体の一部であるとすれば、身体がしわくちゃのおばあさんになっても愛し続けるというふうに読み取れる。
おばあちゃんがお菓子や料理をつくってくれるときに愛情を感じるように、好きな人がおばあさんになってもあんこのように優しく愛で包むというメッセージだろう。
かつて、テトラポットをザッハトルテにしたりズッキーニのかき氷をつくったように、老後になっても花火が白滝みたいだねとたわいもないことを言ったりして笑い合いたいということ。もしくは「花火が綺麗だね」と言うことが照れ臭い男性の心理を表しているのかもしれない。
蝉の声は批判的で煩わしい意見のこと。耳を塞ぐのではなく逆音波で打ち消すということは、面白いことや楽しいことをしてそんなことが耳に入らないようにしようということだと考えられる。
君と出会っておじいさんになっても最高の気分だと思ってたけど、そうじゃない、永遠に最高の気分だ。どこに行っても死ぬまでずっと愛しているということだと思われる。
特にしばゆーやてつやは岡崎に住んでいて奥さんと遠距離なので、この歌詞に愛が溢れてて本当に泣ける。
最初の「煩悩」と音を合わせている。
直訳から意訳すると次のようになる。
「骨はわたしの全てを知っている」
↓
「骨の髄から君を愛している」
褒めちぎれと音を重ねている。
ここが正直いちばん解釈が難しい。
直訳すると「4人の男性の顎に罪の雨」ということから、4人の男性が罪を感じて顎に涙がつたっている様子や、4人の男性が雨に降られて罪の意識を感じながら顎にしずくがつたっている様子が思い浮かぶ。
リリース当時は東海オンエアの虫眼鏡とりょう以外の4人が交際もしくは結婚をしていたと思われるが、その4人が過去に貞操なく女性と関係を持ち、“遊んだ”ことがあるから罪を感じて涙を流しているのだろうか。
4人がそのような女性関係で何らかの過去を持っていることは各々動画で発言があるが、果たして罪の涙とは本当にこのことだろうか……?
もしここの意味の解釈ができる人がいればコメントください……。
序盤は「ウェーイ」だった。いわゆるパーリーピーポーのように遊ぶ時期は過ぎたということかもしれない。
まとめ
解釈してみたがいかがだっただろう。意外に意味があるし深い。愛する人がいる方なら共感できる歌詞だ。
ここまでしておいてだが全部推測の域を出ない……。むしろ妄想。でも曲ってそういうものよね。解説してさらにこの曲が好きになった。
888月の再生回数が顕著に伸びてたとしたらこの数日間でかなり聞き込んだわたしのおかげだと思う。地元のカラオケにはなかったから家で熱唱した。
この曲やメンバーのことをもっと大好きになってもらえたらファン冥利に尽きる。
メンバーの迷惑になってませんように。