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10月27日阪大で高野秀行さんの講演を聴講

皆様、こんばんは。おそらく日付変わることに書き終わってる気もしますが、すぐに書きたいネタが書けるようにどんどん書いていこうと思います。

今回は、10月27日の金曜日。平日ですが休職中の私にはもう平日も土日もあるようでない。
そんな言い訳をしつつ、大阪大学新箕面キャンパスへと向かいました。
なぜ、大学に?と思われたでしょうが、この日『イラク水滸伝』などのノンフィクションライターの高野秀行さんがイラク水滸伝の内容の講演をするとX(旧Twitter)で見かけ、いそいそとネットから参加申込みをして初めて箕面キャンパスに足を運んだのでした。

今まで仕事で推奨されてる資格試験を受けるのに、阪大の豊中キャンパスへは何度か行ったことがあったけれど、一体どんな場所に?
と思いつつ、最寄り駅らしい千里中央から徒歩だと20分以上かかるって経路検索で出たので、大人しくバスで目指しました。

バス停に着くと少しだけ歩くとキレイなキャンパスに到着。
無事について、受付を済ませると席は自由に選ぶ形式になっていた1番前の席にしようと思いましたが、スクリーンが出ていたので、真ん中の席の少し後方へと座り、何かメモすることもあるかも、など学生してた期間が長かったからかすぐにノートとペンを机に置いた。

定刻になって高野さんが入ってくると、まさに先週エチオピアから帰って来た旅人の空気感が感じられる顔立ちに、動きやすそうな姿だった。
あの人がイラク水滸伝を書いたのか、とこの時点では語学についての本とソマリランドの本しか家になかったので、中身を知らずにへぇー、と気安く思っていたものだ。
高野さんは、阪大で六度ほど講演をされていたそうで、何がウケがいいかわかったので動画流しながら説明をすると宣言。
後でサインをしてもらう為に買ったイラク水滸伝の冒頭の写真を見たら納得したのだが、今回の講演で流された動画の一部が本の写真に使われていたのだ。

本も講演後に少しずつ読んでいて面白いが、動画を見ながら本人の口からエピソードを聞くとインパクトが強く、まるで高野さんにイラクの湿地帯を案内してもらっているかのような気分になれた。
ただ、ビックリしたことに久しぶりに最後の何分間か記憶が飛んでいた。
確かに前後の日程バタバタしていたし、睡眠導入剤を飲んでいても途中覚醒したり、慢性的な病からの寝不足があったのだろう。
めっちゃ笑って勉強になるなぁって見ていたはずなのに、記憶がなかったので多分、気絶……。

持病発覚前以来の突然の気絶にビックリしつつも、休憩時間中にキャンパスの3階で購入したイラク水滸伝と日本中世を研究している清水さんとの対談本、そして持参していた語学の本計3冊にサインをお願いした。
ソマリランドは、経済や世界政治とかに興味のあるが本が苦手な夫でも読めるだろうと買って家に置いていたので、せめて宛名なしでサイン頼めば良かった?とか考えても本は家なのでやむなし。

ハンコがネッシー?か何かの怪獣で可愛かったです。

質問会は主催が外国語の専攻の方々だったためか、質問者も先生や学生、たまにFMみのお?の方など幅広い層が生活事情や家づくりの方法など現地を見ないと仕入れられない情報を一生懸命だった。

もし来年も行われるようであれば、夫も連れ、自分の仕事が復職以外の方法を選ばなくてはならなくなったら、一緒に来てみよう。
そう思うくらい、外の未知の地帯は怖さと同時に楽しさを兼ね備えているように思ったのは、高野さんの行動力がなせる技なんだろうとイラク水滸伝本編を見つつ、講演を思い出して少しだけ笑いつつ、サイン会終了後の雨が酷くてこちらの方がシンドい思い出になった…というオチがついたところで本日はここまで。

次回の分は元気があれば10月のイベント最後を書きたいと思います。
またのおつき合いよろしくお願いいたします。

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