阪神淡路大震災から29年目の春を迎えました。街を支える人と人の良き繋がりの大事さに想いを新たにするひと時でした。
水と緑のある風景は、豊かな情操を育みます。すべてがつながっていること、関係性の本質に迫るヒントを得ることもできます。
まちづくりと私 熊本県立大学名誉教授の明石です。大学教員となる前は自治体の職員でした。阪神淡路大震災の復興業務に携わったほか、多くのまちづくり事例や組織づくりに関わってきました。研究者としては、法社会学的な手法を用いて、ソーシャル・キャピタルの研究を続けてきました。人と人の良い関係こそが安心で安全な暮らしを支える強固な土台となります。そのような関係づくりのヒントとなるような記事を書いていきたいと考えています。