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鎌倉で海と夕陽を撮る/中判フィルム PLAUBEL Makina 67

はじめに

初めまして、ヨシダです。初めてNoteに投稿しています。
このNoteでは普段インスタやXなどのSNSに投稿している写真を機材・ロケーションごとにまとめていき、写真の例をまとめていくような運用をしていきたいと考えております。

最近ヨシダはフィルムカメラにハマっております。
自分自身フィルムカメラを購入する前に、作例を参考にしたり、フィルムとの組み合わせで撮れる作例をNoteを参考にして購入判断をしてきました。
ヨシダ自身も発信する立場になり、どんなカメラでどんな写真が撮れるのか?を皆様に見て頂き、少しでも写真文化に貢献できればな・・・と考えNoteを始めることにしました。

今回は先週購入したばかりのPLAUBEL Makina 67で鎌倉散歩してきましたので、ファースト2ロールの写真を投稿していこうと思います。
まずは作例をご覧ください!

Kodak Ektar 100 作例

最初にEktar 100の作例になります。コントラストが高く、粒状が細かいことが特徴のフィルム。
僕がデジタルだったら絶対しないような色表現になっていて、新しい扉開いてしまった感あります。

Kodak Ektar 100


Kodak Ektar 100


Kodak Ektar 100


Kodak Ektar 100


Kodak Ektar 100


Kodak Ektar 100


Kodak Ektar 100

Portra 400 作例

次にPortra 400の作例です。
このフィルム1本3000円超えてくるので、1枚あたりの重みが凄いですが、
高いだけに色表現がすごい美しくうなづける写りでした。
夕暮れの撮影の立体感が表現できていたので、是非見ていただきたいです。


Portra 400


Portra 400


Portra 400


Portra 400


Portra 400


Portra 400


Portra 400

なぜPLAUBEL Makina 67を購入したのか

なぜ僕がこのカメラを購入したのかを説明します。

①中判フィルムカメラの空気感を写す表現に憧れがあった
②持ち運び性を重視したかった
③今後中古価格がさらに高騰する可能性がある

①中判フィルムカメラの空気感を写す表現に憧れがあった

僕は普段Leica M6にNokton Classic 35mmをつけて使用しています。
ピントの精度やシャープな写りに大変満足しており、メインフィルムカメラとして運用していますが、友人たちが使っているハッセルブラッドなどの空気を写すような立体的な表現力は比べてしまうとどうしても憧れの気持ちがありました。

Leica M6の作例(M6のレビューは別の記事で後日!)

なぜ中判は立体感のある表現ができるのか?
6×7フォーマットで使うと、80mmレンズを使うと35mm換算で40mm画角で撮影できます。つまり80mmレンズの表現力で40mm画角で撮影することができるのです。普段35mmフォーマットのカメラを使っている人からすると、イメージしやすいですよね。
手持ちの機材でそのような表現ができるカメラは所有していなかったので、自分の表現力を拡張させる目的で中判カメラを検討するきっかけになりました。

ただし、市場に出ている中判カメラはサイズ・重さが大きく持ち運び性に困まりそうというペインがあることが検討している時に見えてきました。

②持ち運び性を重視したかった

僕は普段、旅行やキャンプなどでカメラを使うので、持ち運び性(サイズ・重量)の重視点が高いです。

中判を検討する際に、デジ・フィルムの選択肢がありましたが、
まずは機材導入コストを抑える目的で、フィルムを選択しました。
デジタル:
(Pros)フィルムのランニングコストがかからない
(Cons)持ち運び性が良いのは現状ハッセルブラッドしかなく、機材コストが高すぎる

フィルム:
(Pros)デジタルに比べると、機材導入コストが安い
(Cons)フィルムのランニングコストがかかる
   →そもそも中判カメラを持ち歩く頻度は少ないことが想定されるので、
    大きなデメリットにはならない

フィルムカメラの中でMakina 67を購入した理由は以下2点が理由です
・レンズ一体型で、レンズが収納できるため厚みが抑えられている。普段持ち歩くトートバックに入るサイズ感。
・80mm(35mm換算で40mm画角)のレンズなので、憧れの立体感・空気感を表現する目的を達成することができる

ただしデメリットもありました。
・レンジファインダーで、2重像が見えにくいのでピント合わせに時間がかかる
・蛇腹の堅牢性が弱そうで、頻繁に壊れると言う口コミが多く見られる


上記デメリットですが、
「慣れるしかない」と割り切りました。
蛇腹の堅牢性は、遮光シールを貼ることで万が一のリスクは避けれるのと、まだリペアサービスを提供しているところがあるため、最悪の場合は修理に出せるという観点でヨシダは飲み込みました。

③今後中古価格がさらに高騰する可能性がある

2024年現在、中判フォーマットのカメラが日本の市場でブームになってきている。

これはカメラが好きで日頃SNSを見ている皆さんはなんとなくピンとくるかもしれないですが、GFXやハッセルブラッドを日常スナップユースに使う人が増えています。実際にマップカメラのランキングでGFXやハッセルが人気ランキングにランクインした週もありました。
ヨシダなりになぜ中判フォーマットが流行っているのか?を考察してみると、
3つ理由が考えられそうです。

①FF/APS-C フォーマットセンサーのカメラ機材の新品価格が値上がっているため、中判との中古価格が近づいており、「この価格なら中判にしよう」と言うユーザーが増えているから
②中判カメラでけられないオールドレンズの存在がインフルエンサーの紹介により明らかになり、レンズの導入価格を抑えながら中判フォーマットに乗り換えることができる
③中判カメラ自体サイズが小さいものが市場に出てきており、これまでスタジオポートレートや風景などガッツリ使うユースがメインだったものが、スナップユースまで拡張している



旅行需要の復活により、持ち運び性に優れたカメラが流行っている

GR3やX100Ⅵの供給不足問題の理由は、コロナ明けの旅行需要により手軽に持ち運べるサイズ感で、旅行自体の体験を損なわないかつ、スマホと見分けがつくクオリティーのカメラであると言うことから、需要が増加していると、先日オープンした表参道のGR3ストア店員さんが言っておりました。
日常ユースまで拡張された昨今の中判ユーザーも同様に、気軽に旅行やアウトドアで使用できる小さいサイズの中判カメラを求める動きになることが予想されると考えました。

上記の考え方で、今後Makina 67の市場人気は増加していき、価格が高騰する可能性があるため、今のうちに買っておこう、と言うことで購入に至りました・・!

※ちなみにMakina 67はそもそも25K台しか生産されていないことも中古価格高騰要因になりそうです。

僕が購入したPLAUBEL Makina 67(露出計が壊れていたので安く手に入りました)


まとめ


Makina 67の作例と購入理由について、いかがだったでしょうか・・?
持ち運びも気軽にできて、憧れだった空気感までも切り取ることができていて
個人的には満足度が高いです。
こんな綺麗に日常を切り取ることができるんだ・・と感動と共に、もっといろんな場所をMakina67と共にしたいと考えております。
今後も撮影したらNoteに投稿していこうと思います!

次はLeica M6の写真を投稿していきます!お楽しみに・・!

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