白鯉🐟
完全ノンフィクションホラー作品。 これらは全て著者の実体験での話であり、フィクションではありません。 ✱既に解決済の話の為、安心してご覧頂くことができます。
神の使いの子。 通称;カミツカ 【短編ホラー小説】 嘘のような本当の話。 完全ノンフィクションホラー作品。 これらは全て著者の実体験での話であり、フィクションではありません。 ※登場人物の名前や建造物などの名前、時期等に関しましては個人情報漏洩防止の為、手を加えてあります。 ※既に解決済の話である為、安心して読んで頂くことが出来ます。 ー目次ー ーはじめにー ー零話ー 幼少期 ー壱話ー 青年期〜社会人 ー弐話ー 霊能者 ー参話
皆様初めまして!「白鯉🐟」と申します。 まずはじめに・・・ 💬短編ノンフィクションホラー小説 【神の使いの子。】 📕最後まで読んで下さった方へ 最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました。 一生懸命描いた自分の身としてましては 最後まで見て頂けただけで感謝感激でございます。 📕まだ見てない方へ。 ノンフィクションホラー小説ではありますが 目を通して頂けるとこの白鯉、大変嬉しく思います。 この間、自分が友人にこの小説を見せたら 「途中までは怖い話ではあった
読者の皆様、お疲れ様でした。 数多くの記事の作品からこちらの作品をご覧下さり、ありがとうございます。 いかがだったでしょうか。 この出来事は、2024年前半に起きた事すべてを描いております。 自分は多くの人達に助けられました。 ー執筆にあたっての著者のこだわりー 他にも色々とエピソードがあるのですが 読者様により分かりやすくストーリー展開を理解して頂く為 本編では細かいエピソードは省き、簡潔に描きました。 ───最後にはなりますが 本書のテーマ、本編の補足、登場人物
ー2024年4月23日ー なっちゃんを連れて、お礼参りをする日を迎えた。 俺「なっちゃん、今日でお別れだね〜。」 俺「なっちゃん、神社に戻ったらまたこれから色んな人助けていくんだろうけど、俺の事ずっと覚えてくれてたら嬉しいな。」 俺「別れるのちょっと寂しいけど、俺が寿命迎えたら、その時はまた一緒に話そう。」 俺「またいつでも俺の家に遊びにおいで。また麗奈さんとも三人で話そう。」 俺はなっちゃんに話しかける。 返事は俺には聞こえないが なっちゃんは快く返事をしてくれ
ー2024年4月16日ー なっちゃんのお別れ会の日がやってきた。 俺はなっちゃんにお供えする金平糖と水を用意し、麗奈さんとボイスチャットを繋いだ。 俺「こんばんわ〜。麗奈さん、お久しぶりです。」 麗奈「久しぶり〜!神城さん、なっちゃん。」 俺「まずは…何と言うか先に伝えておきたい事がありまして…」 俺「改めて、お礼を言わせて下さい。」 俺「なっちゃん、麗奈さん」 俺「今回の件に関しては本当にありがとうございました。」 麗奈「いえいえ〜。全然大丈夫だよ。」 麗
──決着がついてから翌日の朝── ー2024年4月2日ー 10時頃 俺は仕事が終わり、母親と連絡をとった。 俺「大丈夫?」 母親「え、どうした?」 母親「特にいつも通りよ」 俺「良かった...」 母親「ただ、昨日は何でか分からないけどいつもより熟睡できたわ。」 母親「いつも全然寝れないのに」 俺「そっか。でも何事も無さそうで良かった。」 俺はそれを聞いて安心した。 無事だったんだな... 気づくと 俺の目からは涙がこぼれ落ちていた….. 俺は昨
──俺はこの日、長年俺達家族を苦しめてきた悪霊と決着をつけることを決心した。 俺「除霊師さん、出来れば今日中にお祓いまで行ってもらえると助かるのですが…可能でしょうか?」 除霊師「かしこまりました。その予定でいきましょう。」 俺は除霊師さんに今日中に除霊まで行えるか確認し、了承を得た。 そして数分後、除霊師さんから霊視鑑定の返事が返ってきた。 除霊師「今霊視していますが、これ普通祓えない所か普通の霊媒師では返り討ちに合うレベルですよ。」 除霊師「確かにお話で聞いた
ー2024年4月1日ー 麗奈さんから早急のお祓いを薦められ 俺は除霊師さんにお祓いの依頼すべく準備を進めていた。 麗奈「もしその除霊師さんにお祓いの依頼をするなら」 麗奈「私もボイスチャットで同席したいから、出来れば今週の水曜か金曜でお願いしてくれると助かる。」 俺はそれを了承した。 そして俺は、その日に除霊師さんに依頼の連絡をする事にした。 ー2024年4月1日ー 22時頃 この日、俺は出勤日で夜勤があった。 職場で仕事の休憩中 時間ができたタイミングで俺は
──過去の真実を知ってから二日後── ー2024年3月31日ー 3月の後半、月末になった。 4月中旬まではあと二週間程。 俺は幼い頃、アパートに住んでいた時に感じていた”髪の長い女性の気配”の事を思い出し、麗奈さんに聞いてみることにした。 麗奈さんの霊視では、実際にその女性の霊は ”間違いなくそのアパートにいた”という。 だが、母親に憑いているお婆さんの力が強くなり過ぎて その”髪の長い女性”は逃げていってしまったとの事。 そして、見知
麗奈「金縛りにあってる時”知らないお婆ちゃん”見なかった?」 ...は? 俺は衝撃を受けた。 この人は一体何者なんだ… 俺「はい...見ました...」 麗奈さんの”知らないお婆ちゃん”という言葉。 曾祖母だと思っていたお婆さんは別人だったという事か…? 確かに、俺は曾祖母の写真を見たことがあるが 俺が見たお婆さんとは全く見た目が一致しなかった... だが幼い頃の俺は、無理やり曾祖母だと思い込むようにしていた節がある。 曾祖母が守ってくれたのだと思いた
ー2024年3月ー ────数日後──── それからしばらく時が流れる。 俺は麗奈さんや、先日参加した霊能コミュニティの人達と交流が増えていった。 俺は今年に入ってから 何故か霊能者との出会いが多い。 今までは全くそうゆう人達と関わりは無かったのに。 しかもこの一ヶ月でかなりの人数の霊能者の知り合いが増えた。 その中でも俺の問いに快く答えてくれて、最も関わりが多かったのが麗奈さんだ。 麗奈「なっちゃん的に神城さんは基本的には 心配ないって事で なっちゃん、最近はお家
ー2024年3月ー ───”神の使いの子”なっちゃんとの共同生活がはじまった─── 「なっちゃん仕事行ってきます」 「なっちゃんただいま〜。疲れたよ」 「なっちゃん、ご飯だよ〜。一緒に食べよう」 なっちゃんとの共同生活がはじまってから 約一週間。 俺はなっちゃんに対してこんな言葉をかけるようになっていた。 俺には姿は見えないし声も聞こえないが 家のどこかで見守っていてくれているのだろう。そう思っていた。 俺には兄弟がいない。 俺が一人っ子だからか、なっち
ー2024年3月ー ───朱天神社参拝から数日後 俺は、前回朱天神社に参拝しに行ったことを 麗奈さんに話してみることにした。 俺「麗奈さん!俺最近”朱天神社”って神社に参拝してきたんですよ〜」 俺「これがまた綺麗な所で...」 麗奈「そうなんだ」 俺「こんな感じの所なんですけど」 俺は麗奈さんに、自身が撮ってきた朱天神社の写真の何枚かを見せた。 俺「なんか俺、ここの神社で参拝してからパワーというかご利益というか、何か貰えてますかね?w」 俺はウキウキで
ー2024年2月後半ー 既婚者の友人の生霊の件と、友人宅の除霊の件があってから 幽霊という存在に確信を得た俺は 以前からずっと行きたいと思っていた神社の事を思い出す。 ”朱天神社”のことだ。 ここの神社では、年に5〜6回だけまわってくる天赦日(てんしゃにち)限定で開催されるイベントがあった。 俺は単純に、来月開催されるそのイベントの日に行きたかったのもあった。 俺の職場はシフト制で、月の後半になってから来月の勤務表が従業員に配られる。 だが来月の事を考える
ー2024年2月中盤ー 霊能コミュニティに入ってから一週間程が過ぎたある日。 俺は”麗奈さんの凄さ”を改めて知ることになる。 俺は、付き合いの長いとあるネットの友人に ここ最近にあった出来事と 麗奈さんの事に関して話してみることにした。 友人「え?それマジ?」 友人「それがもし本当なら、その”麗奈さん”って人やばくない??」 その友人は 日本を出て海外に移住し、自分の夢を叶えるために勉強に励んでいた。 その友人は、元々日本を出る
麗奈さんとの会話は続く。 俺「え…何でこんな少ししか会話してないのに、そこまで分かるんですか?」 麗奈「ん〜。分かりやすく説明すると 他人の話を聞いていると 私にその人の記憶とか周りの人の感情とか一緒に入ってくるイメージかなぁ?」 麗奈「.........」 麗奈「....あと神城さんの家にその人(既婚者の友人)の生霊がいるね。」 生霊とは、生きている人からの強い念 つまり魂の一部が体から抜け出した、自由に動き回れる霊体の事で 相手の事を好きになったり、憎んだりする