意外と見落としがちな雨漏りの原因
マンションやアパートの屋上で、笠木の裏側をチェックした事ありますか?
そんな所見る必要あるの?
と思うかもしれませんが、笠木の裏には『水切り』という重要な場所があるんです!
今回はその『水切り』の役割について説明しますので、是非ご覧ください!
僕は、マンションの大規模修繕工事に伴う防水工事を行っています。
『水切り』とは雨水の侵入を防ぐために作られたくぼみの部分です。
長年仕事をしていると、ごくまれにですが笠木に『水切り』が付いていない事があります。
また、立ち上がりが極端に低かったり、複雑な造りで手が届きづらい所等、目で確認する事が困難な所には、目地棒(木の棒)が入ったままになっている事もあります。
ではその『水切り』がないとどうなってしまうのでしょうか?
屋上の笠木に『水切り』がないと、雨水が立ち上がりに伝って雨漏りしてしまう可能性があります。(なぜ雨漏りするのかは下の記事で説明しています)
また、ベランダの上げ裏に『水切り』がないと、外壁から流れてきた雨水が天井に伝って、干している洗濯物が濡れてしまいます。
このように、建物にとって『水切り』は、超重要な部分なんです。
私たちの見えない所で地味に活躍している『水切り』ですが、もし自分の住んでいる建物に付いていなかったら・・・😱
考えるだけでも恐ろしいですね。
でも安心してください!
『水切り』と同じ役目をする『アゴテープ』というものがあります。
これをウレタン防水の時に付ける事で、水の侵入を防ぐ事ができます。
因みに今回の動画説明欄にも防水工事のお問い合わせフォームを載せましたが、今までのお問い合わせ件数は・・・