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最近の記事

入浴法(浴槽浴vsシャワー浴 全身浴vs半身浴)

始めに入浴前、入浴中の意識するポイントを4つ挙げさせて頂きました。 (1)入浴前後に1杯ずつの水を飲むべし   入浴すると発汗により血液粘度が高まるため入浴後は必ず水分(イオン   飲料など300ml程度)を補給する。 (2)入浴前には足先など心臓の遠くから順に十分な「かけ湯」をすべし   体の汚れを落とすだけでなく温度に体を慣らすためです。 (3)頭には濡れたタオルをのせるべし   立ちくらみ・のぼせ対策となります。 (4)一気に長湯せず「分割浴」にすべし   短い入浴と浴

    • 自律神経と入浴

      自律神経と入浴の関係についてお伝えします。 「私たち動物としてのヒトは生物学的に恒温動物といわれ外気温の変動にかかわらず体温が一定に保たれている(恒常性維持機構:ホメオスタシス)」私たちの深部体温は自律神経によって37度2前後に保持されています。これは生命活動に欠かせない酵素がもっとも働く温度だからです。 恒常性維持機構を持っている人間ですが「現代人は体温が低い人が多い」と言われています。  現在は平熱が36度ちょっというデータがありますが50年前は37度近くありました。現

      • 1日の飲水量と体内水を正しく確保するためのルール

        1日の飲水量を知るためには1日に体から排出する水分量と得られる水分量を計算する必要があります。 まず1日に身体から排出される水分は以下の通りです。 尿・便→1300ml 呼吸→約400ml 皮膚からの蒸発(あせ)→約600ml 合計2300ml 1日に得られる水分も下記に示させて頂きます。 食事→約600ml  代謝水→約200ml ※代謝水は体内で脂肪を分解する時に生じる水 合計800ml 2300ml−800ml=1日の飲水量(約1500ml)  1日の目標飲水量は約

        • 自律神経と体内水

          みなさんは体の中の水のことを考えたことはありますか?  人の体の約6割が水です。筋肉の75~80%、皮膚も約70%、硬くて水分などなさそうな骨でさえ約3分の1は水分です。  消化器や血液はもちろん、細胞の中、脳の中、そして組織と組織の間など至るところに水が存在します。  体内水とは具体的に目に見えないため意識されないですが血液やリンパ液、消化液、脳内水などのすべての水を合わせて体内水と考えられています。 「自律神経のアンバランスと体内水のアンバランス」  自律神経と体内水の

        入浴法(浴槽浴vsシャワー浴 全身浴vs半身浴)

          自律神経

           私達の体の中の神経は自分の意思で動かすことが可能な体性神経(運動神経と感覚神経)と自分の意思ではコントロールが不可能である自律神経の2つに分けられます。  自律神経は呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫など生命維持のために不可欠な機能を自動的に動かしている神経です。  自律神経は交感神経と副交感神経の2種類があります。  交感神経は体を活発に活動させるときに働く神経です。  副交感神経は体がゆったりとしている時に強く働きます。(食事や睡眠など)  自律神経に問

          自己紹介

          働き始めて13年目の理学療法士です。介護老人保健施設を中心に勤めていますが小児や障害の分野でも経験を積ませて頂いています。 今回、自律神経とセルフコンディショニングに関係した内容を発信していきたいと考えます。  私が自律神経に興味を持ったきっかけとして施設を利用している利用者の方々が整えられている環境ばかりにいるため自律神経失調症のような症状を呈している方も多く、その方々自分自身が何かしらアプローチが出来ないかと考えたためです。  セルフコンデショニングについても施設で働いて