11月12日(火)該当演説@加古川駅

ただいまより斎藤元彦がお話させていただきます。

どうぞ皆様、お聞きいただけますようお願い申し上げます。

大変多くの皆様にお集まりいただいておりますので、どうぞ混乱のないようお願いいたします。

スピーカーはちゃんとしたものをお借りしていますので、音響も安心です。

また、小さなお子様や高齢の方もいらっしゃいますので、周囲にご配慮いただき、店舗の前や通路を塞がないようお願いいたします。

ボランティアの皆様、道路誘導の皆様、本当にありがとうございます。

心から感謝申し上げます。

それでは、藤元彦よりご挨拶をさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

マイクを少し下げてもらいます。

これで大丈夫ですね。

では、始めます。

皆さん、こんばんは。

平日のご多忙な中、またお食事の時間にも関わらず、これほど多くの方々にお集まりいただき、本当に嬉しく思います。

元兵庫県知事の斎藤元彦です。

どうぞよろしくお願いいたします。

駅前のデッキやホワイトビルの上の方々、声が聞こえていますか?

聞こえているようで良かったです。

本当にありがとうございます。

風邪を引かないようにお気をつけください。

選挙戦も13日目を迎えました。

斎藤元彦は覚悟を持って全力で日々走り回っております。

加古川駅前で多くの皆様にお集まりいただけることに感謝申し上げます。

3年前に知事に就任して以来、全力で取り組んできました。

今回、文書問題で多くの県民の皆様にご心配とご不安をおかけしてしまったことを、改めてお詫び申し上げます。

高校にクーラーを設置する、そういったことに私はぜひ予算を回すべきだと思います。

皆さんいかがでしょうか?

また、こういった改革以外にも、県の職員OBが65歳で退職後、関連団体に再雇用されて給与が支払われ、その中に税金が含まれている状況が続いていました。

そういった慣例を一つ一つ廃止してきました。

大きな反発もありましたが、それを乗り越えて進めることで、30億円だった県の貯金がコツコツ積み上がり、今年、ついに30年ぶりに100億円を超え、130億円まで達成することができました。

本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます。

こうして得られた財源を未来を担う子どもたちへの投資にぜひ使いたいと考えています。

今年から、県立大学の授業料無償化をスタートさせました。

この取り組みは、大学だけでなく大学院後期課程まで対象とし、県内出身の高校生が県立大学に進学した場合、授業料と入学金を無料にするという全国初のプロジェクトです。

今年から少しずつ進めていますが、大学生たちの経済的負担が大きいことを考えると、この施策の重要性が分かります。

実際、大学生の3人に1人が奨学金を借りており、平均借入額は300万円に達します。

かつては給料が上昇していた時代に返済できたかもしれませんが、今の若い世代にとっては奨学金の返済が人生設計に大きく影響を与えています。

結婚や住宅購入をためらう若者が増えている現状を考えると、奨学金返済の支援だけでなく、大学そのものの無償化を進めるべきです。

兵庫県立大学での取り組みがその第一歩です。

この取り組みを通じて、国全体に働きかけ、最終的には国公立大学や私立大学の授業料無償化につなげたいと考えています。

これは私、斎藤元彦の強い願いです。

県立高校の環境改善も大切です。

知事就任後、県内の高校生から手紙をいただきました。

「プールが壊れているのに直してもらえない。知事の力で何とかしてほしい」との内容でした。

教育委員会に確認したところ、修繕費はわずか70万円。

しかし、予算不足で対応できていませんでした。

調査すると、令和2年時点で兵庫県の県立高校1校あたりの予算は全国46位という低さでした。

トイレが和式のまま、教室にクーラーがない、体育館に冷房がない、部活の道具も古いままといった状況が続いていました。

これでは未来を担う若い世代に十分な環境を提供できません。

私は5年間で300億円を県立高校に投資することを決めました。

トイレを洋式に改修し、教室や体育館にクーラーを設置し、部活動の道具を新しく整備していきます。

また、特別支援学校にも投資を進め、生徒たちが快適に学べる環境を整えていきます。

さらに、不妊治療の支援も拡充しました。

今年から回数制限や所得制限をなくし、治療1回につき3万円を助成する制度をスタートしました。

また、交通費の補助も開始し、多くの方から感謝の声をいただいています。

これからも若者、子ども、高齢者、障害のある方、そしてそのご家族を支える政策を進めていきます。

私がこれまで進めてきた政策、そしてその方向性は決して間違っていないと信じています。

県民の皆さんからの声を受けて良い政策を実行し、その喜びの声を直接聞いてきました。

この方向性を続けるためにも、絶対にやめるわけにはいきません。

その信念でこの半年間、苦しい状況の中で努力を続けてきました。

「鋼のメンタル」と言われることもありますが、決してそんなことはなく、非常にしんどい日々が続きました。

「もうダメかもしれない」「もう限界だ」ということを何度も思いました。

それでも、多くの方に支えられてここまで来ることができました。

選挙戦を通じて、たくさんの手紙をいただいています。

今日も100通以上の手紙を拝見しました。

毎晩1通1通、大切に読ませていただいています。

「斎藤さん、頑張って」「負けないで」といった温かい言葉を、県内外の方々からいただいています。

本当に嬉しく思います。

しかし、その中には病気や会社の経営、人間関係などで悩み、苦しんでいる方々の切実な声も含まれています。

この世の中には、悩みを抱えて一人で苦しんでいる人がたくさんいることを改めて実感しました。

ですが、皆さん、あなた方は決して一人ではありません。

周りには必ず支えてくれる人がいます。

私自身も最初は一人ぼっちでした。

県庁を後にせざるを得なかった時、駅前で街頭活動を始め、多くの方が少しずつ応援してくれるようになりました。

最初は厳しい言葉をかけられることもありました。

「何様のつもりだ」

「辞めてしまえ」

「兵庫の恥だ」

といった言葉も受けました。

しかし、それ以上に多くの方が

「頑張って」

「負けるな」

と声をかけてくださいました。

その応援が、私をここまで支えてくれたのです。

X(旧Twitter)やSNSでも「斎藤頑張れ」「負けるな」といった応援の声が広がっています。

そして何より、今日ここ加古川駅前に、こんなに多くの方が集まり、私の話に耳を傾けてくれている。

これが私にとっての大きな力です。

皆さんも、どんなに辛いことや苦しいことがあっても、逃げずに前を向いて進んでいけば、必ず良い方向に向かうと信じています。

真面目に働き、正直に生きている人が報われる社会を、皆さんと一緒に作っていきたいと思います。

だからこそ、今回の戦いに負けるわけにはいきません。

私は組織や政党の支援を受けず、たった一人からスタートしました。

ですが、皆さんの一票一票があれば、この日本、そして兵庫の政治を変えることができます。

今回の兵庫県知事選挙は、本当に重要な戦いです。

一部の権力者だけで政治が決められるような状況を許してはなりません。

メディアの報道が全て正しいとは限りません。

皆さん自身が情報を調べ、自分の目で見て判断することが必要です。

今回の選挙は、民主主義の本質が問われる戦いです。

皆さんとともに、この戦いを絶対に勝ち抜きたいと思います。

もし、ここで私の政策が止まるようなことがあれば、再び元の兵庫県政に戻ってしまいます。

1000億円をかけて庁舎を建てることを当然のように進め、海外事務所を5つも維持し、70万円の予算さえつけられないような県政には戻せません。

どうか皆さん、私、斎藤元彦に皆さんの一票一票を託してください。

この兵庫を変えるために、必ずや力を尽くします。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

皆様からの「斎藤コール」、本当に感激しております。

斎藤元彦です。必ずや皆様のお力になるよう、全力で取り組んでまいります。

謙虚な気持ちと感謝の思いを胸に、この選挙戦に挑んでおります。

どうぞ皆様、投票所に足を運んでいただきますようお願い申し上げます。

期日前投票では、何も持たずに投票が可能です。

どうぞ藤元彦、斎藤元彦によろしくお願いいたします。

投票された方は、ぜひ周囲の方に声をかけていただき、一人でも多くの方に投票を促していただければと思います。

本当にありがとうございます。

絶対に今回の戦いには負けられません。

どうぞよろしくお願いいたします。









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