水曜日
こんばんはmeです
先ほど初めてのnoteということで自己紹介もどき、投稿させていただきました。
お時間あればそちらを先に読んでいただけるとすっとこちらの投稿を受け止めていただけるのではないかと思います
今回からお話ししていたように
”エッセイのようなフィクションのような日記”
をつけさせていただきます
お時間あれば、横目で楽しんでいただけたら幸いです。
タイトルについて
水曜日、ただそれだけです。
ちょっとだけ私にとって心躍る曜日なんです。
何もないのに。
何もないとわかっているのに。
チョーキューメイさんの「貴方の恋人になりたい」という曲に最近出会いまして
”こいにおちている”
”恋に落ちている”
”恋に堕ちている”
”故意に落ちて(堕ちて)いる”
なんて考えながら書きました。
作家でもエッセイストでも詩人でもなんでもないただの大学一年生です。
気楽に柔らかく読んでくださると嬉しいです。
水曜日
目覚まし時計の音で起きる
かわいくないただのアラーム
ほんとはかわいいのが欲しかった
まんまるいフォルムの二つのベルのついたやつ
カーテンをあけて、伸びをして、白湯を飲む
それから少し瞑想をして 深呼吸する
なんていうモーニングルーティンはしない、できない、眠い
SNSチェックをして、リール動画に飛んで、ふと時間に気づいて慌ててカーテンを開ける
そんなもんだろ 大学生の朝なんて
そんなもんであってほしい
ぼーっとしながらなけなしのメイクを始める
クマが隠れない
コンシーラーの色、オレンジの方がよかったのかな
音楽をかける
やっと世界が動き始めた気がする
音で時間が流れていることを感じてほっとする
そういえば
今日は水曜日だった
思い出してしまった
メイクに少し気合を入れる
だって今日はあの人に会えるかもしれないだけだから
コマ割りだって知らない
ただよく会える曜日ってだけ
期待は、していない。
そう言い聞かせていつもより丁寧にチークをのせる
ネットで買って思ったよりすっと薄づきなチーク。嫌いじゃあない。
時間もないのに髪を巻く
絶対に夕方には残ってないお気に入りの香水をくぐる
キタイ、シテナイ。
おまじないを唱える
さて朝ごはんには
アボカドを切って トーストにのっけて ヨーグルトと一緒に
そう思い描きながら 家を出る
うちにトースターはない。寮だし。
アボカドもない。お金ないし。
コンビニで買っちゃうお惣菜やスイーツの方が割高なの、知ってるけど。
駅までの道
寒くなってきた
隣を見る
貴方がいる
想像は上手くなってきたみたい
少しもぬくくはならないみたい
駅に着く
電車に乗る
駅に着く
電車を降りる
バスに乗る
大学に着く
誰にも会わなかったことにほっとしてそれから寂しくなる
冬だからだ 冬のせいだ 冬のせいにしよう
一人だからじゃない 独りだって平気だ
だってもう18だから 19じゃないけど。
昨日からLINEは来ない
一昨日だったかもしれない
一昨日の16時からだったかもしれない
別に気にしていない
忙しいんでしょ
グルチャでは発言してんのも
ストーリーは見てんのも
知ってるけど
別に気にしてない
暇なくせにさ
こうやって頭の中ぐるぐるで
授業中、邪魔しないでよ
気になったりなんかしないから
気にしたりなんかしないから
なんて韻踏もうとしてみちゃったり
おしゃれに書こうとしてみちゃったり
まあできないんだけど。
そういえば
たり。って一回だけじゃなくて2回セットじゃないと使えないんだっけ
おしゃれなあの子とchat GPTが教えてくれたっけ
大人っぽくてシゴデキで博識な
私よりずっとあの人に似合いそうな、あの子
羨んでしまいそうで卑屈になりそうで
一旦思考を止める
授業を受けよう
気にするのをやめよう
チリの建築物に思いを馳せよう
今日はサークルがないから
あの人にはきっと会えない 会わなくてすむ
会いたいけど会いたくない
会うたびに
喜びと愛しさと卑屈さでいっぱいになる
すてきだなって思うほど
好きだなって思うほど
私じゃあ似合えないって感じる
あの人の元カノをおもう
完璧に美人で 思いやりに満ちた 朗らかな人を。
なんてお似合いなんだろうとおもう
恋に落ちていく
恋に、堕ちていく
そんな歌あったなって思いながら、堕ちていく。どこまでも。
止めれない 留めたくない
見つけてしまった
会ってしまった
おにぎり海苔付きのを食べちゃった後なのに。
話しかける勇気もなくて
目の端で追う
耳をそばだてる
いつもの3割り増しの笑顔を付くる
どうせ気にもしてないんでしょう 貴方は
恋なんてしなかったらよかった
片想いの方が楽しいなんて嘘だ
そんなの片想いじゃない
私のはもっとずっと重いんだ。想いなんだ。
恋なんてしなきゃよかった
少しは私の方見ろよなんて
口が裂けても言えないけど
せめて星に願いを
今日は曇りだから夜風に願いを
叶わない想いだとしても
この恋を美しいものになんてしないでください
遠くにあるから美しいのだと誰かが言っていた
よく覚えている
だから手元に置いておきたい
醜くとも 卑しくとも
どうかこの恋を私の元から奪わないでほしい
神も仏も信じられない私だけど
それだけは願ってしまう
それほど堕ちている
止められない とめたくない
ただの水曜日が今週も終わる
ひとことだけ
なんだかとても長い。それに尽きますね。
きっと途中で読むのをやめてしまう方も多いのではないでしょうか。
まずはここまで読んでくださった方に。大感謝。
そして詩じゃないだの、エッセイじゃないだの。日記だの。
言っていたような気がしますがこれは一体なんなのか
私にもわかりません笑
少なくとも
エッセイ100%でも
日記100%でもない
純粋な何かではないことだけは確かです
意味がわからないながらも一人でも気に入っていただける方がいれば嬉しいです
言い回しに若干気取ってるんじゃないのとか
ちょっと無理だわあとか思われる方も多いんじゃないかなって思います
気取ってはないです笑
きどれないです
ただ自分の日常もそこでもった感情も
書いた分ほど綺麗じゃないけど
綺麗じゃないからこそ
自分の文章で少しだけ洗って干しておきたいなと思ったんです
何年か後にいたいなと感じるかもしれない
でもそれも含めて全て。
ひとことと言いつつとても長くなってしまいました
今日はお晦日ですね
良い一年が皆様のもとにやってきますよう。
me