霊的現象はもうすぐ解明される①〜心霊現象とは何なのか〜
情報に質量があるのでは?という仮説論文を見た時。俺の中で多くの心霊系の現象が解明されるのではという期待が高まった。
俺は基本的に心霊に対して懐疑的である。(いわゆる幽霊とかお化け的なモノ)
まず、心霊の話の根底には宗教がある。ユダヤ、イスラム、キリスト教系、仏教系、その他多くの宗教的世界観には共通点や相違点が色々ある。
共通点としては天国と地獄的なもの、神などの上位の存在。悪魔的な悪い意志の存在。
コレは殆どの宗教に共通している。
ご褒美と罰であり、共通の価値観を持たせて、民衆を統率する為に生まれた価値観に感じざるを得ない。
何故なら宗教ごとに天国と地獄の細かい違いがあり、本当に存在するならば設定にこれほど差が生じないだろう。特定の宗教への信仰心が強ければ『ウチが正解で他は間違い』
と考えるかもしれないが全宗教を見渡すと、元々ベースとなるものが存在し、その後地域性によりアレンジしていった様に見えてしまう。
恐らく宗教以前は精霊信仰だったであろう。日本の八百万の神の様にあらゆるモノや現象に神が宿る。
例えば、雷が発生するのは大神ゼウスが怒ったから、無闇に木を切ると森の精霊が怒り、災害が起きるなど、コレらは当時にとっては科学であり、または道徳を育むモノであった。
ギリシャ神話や日本の妖怪話にはそれほど善と悪というものはなく、特別な力はあるがメンタルは非常に人間的である。
しかし、最古の宗教とされているゾロアスター教あたりから、はっきりと善と悪という二元論が作られ、ペルシャ王国はゾロアスターを国教にし、国の運営に宗教を利用した。
自然発生的な精霊信仰や神話と違い、宗教は創始者という明確な作り手がいる。
神の意思を体現してるとはいえ作ったのは人間である為、やはり神の意思とは程遠いんじゃ無いかとツッコミを入れたくなる。
そして心霊現象にはそんな宗教感が非常に大きく関わってるところがツッコミたくてしょうがなくなってくる。
『現象』ならば世界共通な現象であって欲しいが、読み取る方。つまり霊能者の宗教感によって現象の理由が変わってる。
時代のトレンドもあるだろうが、日本では何かしらの悪い不可解な現象があると霊の仕業。つまり元人間が何かしらの理由で悪いことが起きる。
しかし西洋では霊の仕業ではなく『悪魔』の仕業になる。
わかりやすく言うと、髪の伸びる人形があったとする。日本の霊能者なら水子の霊や元の持ち主の霊が人形に入ってると言うだろうし、悪魔祓いなら悪魔が人形に入っている。と、言うだろう。
日本の事象は霊で、海外では悪魔。
(ホラー映画は近年日本映画の影響か、海外でも霊的なモノがちょいちょい増えてきているが)
日本の霊能者が海外へ行くと、現地では悪魔の仕業なのに霊の仕業に変換されるのだ。各霊能者が霊と悪魔を混同してる訳ではなく、読み手によって同じ現象でも原因が変わってしまう。
そしてコレは霊能者の宗教感の違いによって起こる。
霊的な不可解現象がある事を完全否定はしないが、それを説明する霊的能力を持つとされてる人のカテゴリーによって現象の原因、理由が変わるので霊能者という人達のことを全く信用出来ないのである。
海外の霊能者事情は疎いので主に国内の例で感じる結論は、殆どの霊能者達は見えてない。
何度もいうが、何かしらの現象は否定しない。
しかし、その現象の理由の根拠が各々の知識からでしかなく、決して見えてたり、聞こえてたりする訳ではない。
見えたり、聞こえたりする人がいないとは思ってはいない。これも超感覚や精神障害によるものが多いのではないだろうか。
数字に色や音を感じる超感覚の様なモノもあるだろうし。幻聴や幻視は精神疾患ではよくあるが、日常生活に全く問題ない精神状態で幻聴や幻視が有れば、精神病に当てはまらないだろう。
オーラについては印象で殆ど当てれる。
例えばテレビでオーラの色を当てるコーナーがあったら試してほしい。被験者を見てイメージカラーを挙げてみたら結構霊能者の答えと一致するはず。
全く知らない人でも見た目と話し方で色が思いつくはず。
例えば、スピリチュアルな三輪さんとからな七色とか強烈な光とかになるかな。
サンシャイン池崎なら一見活動的な赤っぽいけど俺の印象は根が底抜けに明るい訳じゃ無さそうな気がするから、グレーがかった薄い青って感じ。
まあ、オーラくらいなら占いの一環として
不快に思わないが
守護霊、背後霊をみたり、声を聞いたりってのは1番虫唾が走る。
友人が自称見える人で見てもらう分には楽しく見てもらえるが、商売でやってる人は軽蔑する。
背後霊、守護霊については
長くなってきたので
つづく