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目の前で走ってくれる存在

あなたには目指したいと思う「憧れの人」はいますか?

先日、都内で開催された小さなマラソン大会に参加してきました。
1月末だったので天候を心配していましたが、その不安を裏切るかのような晴天。気持ちも高まります。
私はこの大会で1時間30分以内に完走することを目標に取り組んできました。
結果からお伝えすると、1時間29分57秒というタイムでレースを終え、全体でも6位となり入賞をすることができました。(何年かぶりの賞状もいただきました!)
昨年からずっと切りたかったタイムだったので、公式タイムを聞いたときは、周りの目なんか気にせず、飛び跳ねて喜んでいました。

ここで思うのです。なぜ私は記録を達成することができたのか。

間違いなくそれは「ペースメーカーの存在」があったからでしょう。

今回の大会では1時間30分、1時間35分、1時間40分と書かれたゼッケンを身に付けたランナーが参加して、一緒に走ってくださいました。
これまでいろいろな大会に参加してきましたが、今回のようにペースメーカーがいたのは初めてです。
体感で感じたことではありますが、ペースメーカーの良さは以下の2つだと思います。

①キロタイムが毎回正確である。
→常に同じ速さで走ることができる。
→どうなるのか見通しが持てて安心して走ることができた。
②鼓舞してくれたり、励ましてくれた。
→やる気が出る。
→1人のときよりなぜか頑張ることができた。

レースでは「このペースで走っていけば大丈夫」と思うことができ、不安なく安心して走ることができました。
それに加え「この背中に着いて行けばいい」と単純にそれだけを考えることができたのも要因だと考えます。

ペースメーカーの必要性は人生においても同じで大事なのではないでしょうか。

ペースメーカーではなく「憧れの人」と言い換えても良いかもしれません。
目指すべき人がいると、判断に迷うことが減るような気がします。
「あの人だったらどちらも選ぶだろう」と置き換えて考えれば、おのずと答えは見えてくると思うのです。

少々拡大解釈をしている気もしますがそんなことを考えました。
私にとって、ボクシングをしているときは物事を忘れ頭を空っぽにできる時間ですが、
ランニングをしているときは物事を考える時間になっています。

さあゆっくり休んでまた走るぞ。

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