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馴染めない造語シリーズ〜【終活】
noteの読者&クリエイターの皆さま おつかれさまでございます。
終活。
誰でも一度ならず死ぬまでにやっておくべきことを考えたりするでしょう。
遺族や他人に迷惑をかけたくない気持ちから始める【エンディングノート】
でも、私、そんなに死後のことまで気にかけ過ぎることないと思うんです。
ましてや終活を過度にビジネスにしちゃうなんて…節操ないと言うか
(終活ビジネスの方、責めてません。私見なだけです。)
今回の内容は、一部の方にとってとても敏感に傷つきやすい内容である可能性がございます。また、反感や憎悪を抱く方もいらっしゃるかも知れません。私が普段抱いてる感想に過ぎませんのでご了承くださいませ。
❇️終活、とは
終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略。人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。
❇️人生の終わりのための活動
意味わかリませんでした。
人生の終わりとは、死ぬ、ことですよね。
死ぬための活動。
生きる…ということですか?
ウィキペディアに書いてある通り『人生の最期を迎えるための様々な準備』なんでしょうけれども、自分で黙々と準備するならわかりますが、
なんで、他人から、
葬儀関係の会社から、
朝の情報番組から
わざわざ【活動】と言われなきゃいけないのでしょうか?
❇️人生の総括を意味する言葉
とても気の利いた言葉を思いつきましたぁー!感が凄いです。
人生の総括をできる方はどのくらい居るのでしょう?
出来そうでなかなか難しそうです。
私には、人生を総括する自信はありません。
思い出を整理して、身の回りの品々をも整理していく。
そのことが総括なんでしょうか。
自らの死後、遺族や親しかった人々が困らないように
自らが健康で比較的からだの自由が効く時期に
総括、しておく。
私には、そうやって総括していくうちに
自分の欠点や汚点だらけの人生にうんざりする自信があります。
❇️果たして、終活は必要でしょうか
私の身近なところでは、3年前母が亡くなりました。
突然の事故が原因でしたので、突然の死、です。
母の日常がプツっ!と切れた感じでした。
母は終活もしてませんでした。
私を含め周りは動揺し、慌て、必死に葬儀その他を執り行いました。
亡き母が整理出来ていなかった事やモノが出て来ても、そんなに迷惑とは感じませんでした。根気と辛抱が必要だと感じたときは正直ございました。
穏やかな日々の連続だった親子関係ではありませんでしたが、
面倒なことを遺されたって憎むことはありません。腹は立ってもナイショにしてた借金が出て来ても恨みません。驚き呆れ果てても
❇️迷惑かけ、迷惑かけられて生き、死んでからも迷惑かけるもの
人生を達観したかのような言い方で申し訳ございません。
肉親が元気で生きててくれた時には気づかなかったのです。
面倒なことも、腹の立つようなことも幸せだったのだと
関わることができる、それだけで十分恵まれていたのだと
『終活をして準備万端オッケーです!』とは、ほど遠い
準備も総括も何もせずに突然亡くなった母に感謝しています。
私もいずれ死にます。生きてる以上は死んでいきますから
できるだけ迷惑はかけたくはないが、後のことはヨロシク!(笑)
そう言って死んでいっても良いんじゃないかなぁ〜っと
そのためにも、生きてる間、人に迷惑かけられても、ムカついても
泣きたくなるほど悔しい想いをしたとしても
『お互い様なのよねぇ〜(笑)』と言えるように生きていきたいものです。
❇️終活という造語に振り回されないように…
終活する心理は、自分の死後、遺される家族に少しでも負担をかけさせまいとする家族想いの気持ちから発しているように思われています。
もうひとつ、【きちんと終活をして亡くなった責任感ある人】と思われたい心理があるのではないでしょうか?むしろこちらの方が動機としては大きく存在しているのではないでしょうか。
終活をしたいという想いが悪いと言っているのではありません。
その気持ちは個人の自由ですし、家族想いで素晴らしいことです。
ただマスコミを中心としてわざわざ話題にするようなことではないような気がするのです。【終活】なんていうセンスのない造語まで作っちゃって…
人生の総括をすることが成熟した大人としての義務であるかのように
(視聴者に思わせようと言葉巧みに語り、視聴者に家族の顔がチラついて人生の総括をせずにおれないように)誘導するところが、節操ないなぁ…と
直ぐ商売に直結させようとする思考に違和感を覚えてしまうのです。
自分の死後に、自分のことで周囲の人々を煩わせてしまうんじゃないか?
な〜んて、気にし過ぎちゃうの、止めちゃいません?
亡くなったご家族の相続やら遺品整理やらで精神的に疲れちゃってる方、
みんなお互いさまだから〜ってことで、
フゥっと深呼吸してひと休みひと休み(byあわてない一休さん)
こんな言い方したら身も蓋もないのですが、、
死後に迷惑かけちゃっても、もう死んでる自分にはわかんないんだし、
亡くなった方に文句言っても、もう聞いちゃぁいないわけだから
先々のことを細々と考えず、『ま、いっか!』で良くないですか?笑
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
ご意見などございましたら、ぜひコメントください。お待ちしています。