(野菜の栽培記録)2023年〜二十日大根ことラディッシュ〜
初挑戦その5
早く収穫ができる野菜として名前があがる、二十日大根ことラディッシュ。
“二十日”大根と名前にもある様に、おおよそ20日〜1ヶ月程あれば収穫ができるとされている。
ただ、栽培環境や天候にもよるので一概には言えないが、比較的早く収穫できると言うので栽培してみる事にした。
家庭菜園場のジャガイモ跡地を使用して。
太陽熱土壌消毒
と、その前に、ジャガイモ栽培でそうか病や害虫被害に遭ったので、収穫後の土をしばらくの間、太陽熱で土壌消毒することにしてみた。
と、上記でざっと“太陽熱土壌消毒”について説明したが、自分が行ったものはもっと簡略化してもっと適当な方法だった。
ジャガイモ収穫後にざっくり耕し簡単に土を盛り、水分を含ませビニールで覆うといったもの。
本来であれば密閉するのだが、自分はビニールを石等で塞いだ程度で地温なども計測はせず、ただただ次に植えるものが決まるまで“消毒状態”を継続していた。
そして、植えるものが決まったのでビニールを剥がし、未施肥だったので元肥等を投入し耕し再度畝立てをし準備ができてから、二十日大根ことラディッシュの種を蒔いた。
そう、消毒が完了した後に耕したのだ。消毒を決行する前は、先に元肥等を混ぜ込み畝立てをしておくという事を知らなかった。詳細を調べずして、行ったのだ。
その後、野菜作り等について色々と調べている時に“太陽熱土壌消毒”の詳細も調べ、手順を間違ったことに気が付いた。
仕方がないので、施肥後の耕しを深くし過ぎない様注意しながら行い、畝を立て直し種を蒔く準備を完了させたのだった。
10月
10月初めに種を蒔き、4日程で発芽。
10月中旬、ぐんぐんと成長を続け葉が生い茂る様にまでなった所で液肥。
少し、虫食い被害にも遭い始めた。
そして、20日が過ぎたので一応確認のために収穫したのが10月下旬。
11月
最初の収穫から10日程置いて、再度収穫。
今度はらしい大きさに成長した実を収穫できた。
ただ、全てが順調な大きさに成長しているわけではなく、まだまだの物もちらほらあったので、様子を見ながら時間差で収穫をしていった。
綺麗で状態の良いものは、道の駅的な場所へ売りにも出した。
翌日、甥っ子たちが【毎年恒例シシトウ収穫祭】にやって来た時に、どうやら以前食したラディッシュのスープが美味しかったとの事で、この自家栽培ラディッシュも一緒に収穫をし持ち帰ってくれた。
何だか、自分が栽培した野菜に興味を示してくれたのがちょっぴり嬉しかった。
その後は定期的に良い具合の物を収穫し、綺麗な物は出品し残りは自家消費。
そんな中での、11月中旬。
葉裏に卵を発見!!おそらく時折飛んでいたモンシロチョウの卵と思われた。
洗浄しても容易には取れず、出品前の卵の取除きに四苦八苦。
強く擦ると葉を痛めるので、ティッシュで軽くなぞる感じでどうにか除去成功。
そんなこんなで、11月いっぱいは収穫も出品も食も楽しめた二十日大根ことラディッシュ。
12月
2〜3年は続けて栽培が可能とされる大根。
そこで、1回目の二十日大根栽培が終了した後に、また種を植えてみた。
こんな連続栽培は良いものか?とも思ったが、ものは試し。やってみなければ良いも悪いも分からんと思い、実験?開始。
12月に入り、例年であれば寒さが一層厳しくなる季節。
昨年2023年は暖冬と言われただけあり、例年よりは寒さは緩く日中はまだ暖かい日が多かった。
が、一応寒さ対策に不織布掛け。
12月中に少しは発芽したものの、1回目同様とはいかずなかなか発芽も成長も進まないまま年を越し、新年を迎えた。
今後の様子については、また進展等状況をまとめて投稿する予定。
寒さが増す中、何もせず成長を望むのは難しいと思うがとりあえず様子見。
また、元気で濃い赤紫色のいい二十日大根に会いたいものです。
そして、自家栽培で初めてラディッシュという野菜を食べた気がします。今後、色んな調理方法で美味しく食すのが楽しみです。
二十日大根ことラディッシュ、一体どちらの名で呼んだら良いんだろうか。
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