見出し画像

(野菜の栽培記録)2023〜2024 作った野菜たちの、その後

ミニ白菜こと、タイニーシュシュ

今年(2024)1月に投稿した、タイニーシュシュのその後。

結球しなかった物はそのまま放置していたり、結球した物・しかけの物は藁で上部を縛ってみたり。本当は、冬時期にも頻繁に直売所へ出品したかったのだが、思う様にはいかず…
その後、ほとんどが自家消費やちょっとお裾分けできた程度。
寒さ増しても、既に結球前に入っていたであろう虫やナメクジの被害に遭っていたり、フンがガッツリ残されていたり。農薬を使用せずの初挑戦は、思っていた以上に難しかった。

結球しきれなかった白菜は放置して、菜花を待つ
一見綺麗に見えるミニ白菜だが、葉を捲る度に何かしらに遭遇😓

ご近所のばあちゃんみたいに、立派な物は全く出来なかった。
ガッカリというよりは、まだ食べられる程の物が出来ただけ良しとした。
後は、まだまだだなぁと思い知らされた感じ。

2月中旬になると、放置白菜から待望の菜花が誕生!

白菜菜花も、美味しかった。
炒め物やレンチン簡単蒸し煮で食べた。菜花を入れるとおかずも華やぐ。

ついでに、20日大根ことラディッシュ

3月初旬には、2回目の種まきをした「20日大根ことラディッシュ」もラストを迎えた。10月に種まきした時と同じ様にはやはり上手く発芽は出来ず、まばらに発芽成功を迎え成長も遅く、出来的にも小さい物が多かった。
簡易的にビニールも使用してみたが、あまり手間も時間もかけなかった結果とも言える。
それでも、自家消費できる程の量と大きさはあった。出品は難しかったけど。

ラディッシュが終了し、ミニ白菜も3月下旬を待たずして終了

画像左下の物は、余った白菜苗を家横の庭に定植してみたその後。
定植後の水やり以外はほぼ放置だったので、結球する事も大きくなる事もなく、菜花が早々に咲き始め、菜花を少し食す程度で終了した。

玉ねぎの残り・・・

最終収穫5月の玉ねぎを、お盆頃に直売所へ出品すべく保存していた玉ねぎたち。
直射日光の当たらない陰干しにしていたにも関わらず、昨年同様、次から次へ腐敗し始めた玉ねぎたち。お盆を迎える事なく、半分程が処分へ。

そして先日、倉庫内の玉ねぎも処分し終えたと思っていたら・・・あらまあ!?
小さなカゴに小さな玉ねぎ達が、更に腐敗を始め芽まで出始めていた状態にビックリ!!
たまたま、カゴが入用だったのでその辺に積み重ねていたカゴを動かしていたら、そのカゴの中にカゴが・・・

(!!!!!忘れてた!!!!!)

慌てて中身を確認するも、前述の通りの状態。
そう、夏を待たずして倉庫内の玉ねぎの選別をし、より良い物だけを倉庫内へ残し、ネズミ等の小動物に齧られない様にカゴに入れ更にカゴで蓋をした状態にしていた玉ねぎたち・・・を、無駄にしちまった。
が、直ぐには諦めず、まだ上部の食せる物を取り出しカットし中身を確認し、本当に大丈夫な物だけの救出に成功!!

全部、ちび玉
赤玉のみ、今年ラストの酢漬けへ

残りは、味噌汁や炒め物に。
にしても、、、、なんて勿体無い事をしてしまったんだろうか、、、
自分の忘れっぽさに反省というよりもガッカリしたものの、落ち込んでいてもしょうがないので次へ。

汚ったないけど、まだ丈夫な芽出し玉ねぎ

腐敗していたものは処分したけど、上部↑の物に関しては畑の隅っこに植えてやろうと思っているところ。 ダメ元で。そのまま腐れば土となるだろうし、端っこの端っこなので他の作物には影響はないとふんでいる。
もしそのまま何か知らんが上手くいけば、種が取れるかも・・・とか考えて。

そんな、最悪な玉ねぎ栽培のラストを迎え、11月に入って来年収穫の玉ねぎの種まきをしたという。反省を活かすどころか、年々作業も計画も酷くなっている気がする今日この頃です。

トマトの話

家庭菜園場で玉ねぎ苗の余りを定植したが、その前に育てていたのがトマト。
いつも家庭菜園場で育てる物は、大体がほったらかし気味。
定植後の水やり以外は、ほぼ放置。気が付いたり、余裕がある時に草取りをしたり、ついでや余りがある時に肥料を散布したかしなかったか?…とかなり適当栽培。

それでも少しは実を付けてくれ、12月までほぼ放置した結果のラスト収穫は全部青い実。いくら暖冬だったとは言え、やはり12月。夏場とは違い、待てど暮らせど実が赤くなる様子はなかった。未熟果は食せないので、苗ごと処分しても良かったが実験したくなった。

実は前年(2023)も実験したが、赤くなり始めた物もあったが殆どが腐敗で廃棄。
そして、今回は昨年12月に収穫したトマトを家の中で1番暖かい玄関に置き観察。

数個、いただいた赤いインドトマト?だったっけ?と一緒に洗面器に入れ、タオルを掛け置いていたトマトたちの様子

昨年は青い実のみを放置していたので、一向に赤く色付く事なく腐敗したトマト。
今回は、熟した赤いトマトと一緒に放置。そうする事で、未熟果の色付けを促す。
作戦は徐々に成功へと向かって行ったが、中にはシワシワと萎んでいくトマトも。
色付いたトマトは1〜2個残し、それ以外はきちんと調理して食していった。

時間は掛かったものの、何と!全て色付いたトマトたち

そして、とても不思議な事が・・・
昨年の未熟果放置は腐っていったが、今回は腐敗はしなかったものの、徐々に水分が抜ける様に萎んでいく物がちらほらあった。
12月〜4月まで、収穫して約3ヶ月以上も腐敗せず放置できたトマト。

ふと、思い出した。
「奇跡のリンゴ」を栽培した、木村秋則さんの事を。
この「奇跡のリンゴ」は、腐ることがなく放置していると萎んで発酵するというリンゴ。 そう、腐らずに、しぼむ。
奥様の農薬による体調不良をきっかけに取り組み始めた“無農薬栽培”のリンゴ。そして、それを成功させるのに要した年月が11年とも言われている。

4月1日画像のトマトは、カットしてみて中身も匂いも問題なかったので調理(加熱)して食したし、その後も体調に問題はなかった。
その時は木村秋則さんの事を思い出しはしたが、たまたま上手く栽培できたのだろうくらいにしか思っていなかった。

が、今現在。
これを書きながら思い出す。 その、家庭菜園場のことを。
そういえば、今年その場に定植した「唐辛子」も順調に育ち、今も尚元気だ。畑に植えた唐辛子は、早々にカメムシやアブラムシの被害に遭いあっという間にダウン。
この菜園場には、いつも畑に定植できない余り苗を植えている。そして、ほぼ放置。

今年はどこも虫被害が多く、もちろんこの菜園場も例外ではなく被害に遭った。余裕がある時にカメムシ退治をしたりもしたが、ダメ元程度の対処だったので期待はせず。それでも、いつの間にか苗は大きく元気に実を付け始めた。

木村秋則さんを存じてはいるが、木村秋則さんと同じ様な栽培をしている訳ではない。木村さんでも11年も費やした栽培方法だ、そんな容易に自分にできるハズもない。

ただ思ったのは 「この菜園場は、土が良い」 ということ。
そしてもう1つは 「適度な日当たり」 だということ。

もう1つの「適度な日当たり」は、最近ご近所さん宅の唐辛子を収穫しに行った時に感じたこと。夏場の野菜として知られる、唐辛子。シシトウも同じく。夏場が最盛期とも言える野菜。日当たりの良い場所を好むとも言われる野菜。
なのに、ご近所さん宅の多種多様な唐辛子たちの苗場は、日当たりは良いが決して“ずっと日当たり良好”という場所でもない事に気が付いた。

そうそして、うちの菜園場も“ずっと”日当たりが良い訳ではない。
ここ近年、夏だけではなく9月も10月もまだまだ暑い。暑すぎる程に暑い。少し暑さが落ち着いたら一気に虫被害が増大。そして大雨。
ご近所さん宅は、無肥料・無農薬の剪定や整枝さえもしない栽培。「土が良いからだ」とずっと思っていたが、それは大前提として、やはり今後の夏野菜の栽培には「適度な日当たりの良さ」も重要なのではなかろうか…と感じた。

そして、できる事ならもう1つ 「水捌けの良さ」
今後の夏野菜は、この3つに気を付けて栽培をしていこうと思った。
3つの良さ「土」「適度な日当たり」「水捌け」
そんな事を、今、記事をまとめながら考えたのでした。

おまけ

今年春頃、直売所へ出品した野菜たちの1部。

たけのこ、のこのこ♪にんじん、のこのこ♪
し〜たの野菜↑は、ロメインレタ、れた♪
ハイ、整いました〜

そして、終わり!

いいなと思ったら応援しよう!