本能マインドセット(≒エニアグラム)診断結果
海外の方が作成した、エニアグラムベースの診断。
下記Googleドキュメントにて理論が読めます。英文です。
たまたま見かけたのがきっかけですが、人の診断結果を見ても何を意味しているか全くわかりませんでした。
エニアグラムに関係していることは分かっているものの、理論は英長文だし、結果をどう読めばいいかもわからないし…
ということで、試すのが一番手っ取り早いためチャレンジしてみました。
設問数は大体50問ちょいだった記憶。
結果はこちら。
良く分からない記号が4つ。
下の方に描いてあることが解説だろうと思い、翻訳してみるとこんな感じ。
勝手に①~④の記号を付けましたが、理論を読むと左上から順に相当するものらしいです。
また、この4つの要素はエニアグラムで用いられる「三つ組み」のようです。
①センター:
ガッツセンター、ハートセンター、ヘッドセンターの三種。性格の中心になりやすいとされるエニアグラムの基本的な部分。
今回の結果は分かりやすいマークのハートセンター(ハート・タイプ)。自己イメージを意識するハートセンターはタイプ2,3,4が該当します。
②ホーナイ:
自己主張型、追従型、遊離型の三種。社会的スタイルを指します。
今回の結果は自己主張型(対立タイプ)。戦う気満々の双剣マーク。その名の通り主張が強い自己主張型はタイプ3,7,8が該当します。
③ハーモニクス:
楽観型、合理型、反応型の三種。問題に直面した時の反応を示します。
今回の結果は稲妻マークの反応型。問題解決よりまず感情的反応を示す反応型はタイプ4,6,8が該当します。
④ハーモニートライアド:
あまり知られていないかもしれない4つ目の三つ組み。海外のページですが、詳細は下記。
アタッチメント(執着)、拒絶、フラストレーションの三種。
今回の結果はフラストレーション。欲求不満でイラついているのか怒りマークです。フラストレーション・トライアドはタイプ1,4,7で構成されます。
ここでの正式なタイプ名は「HORF」。Heart/Opposing/Reactive/Frustration、つまり①~④の型の頭文字。
ここで取り扱うタイプは81種類もあるそうです。
①~④を総合し、②を除き最も該当するものが「タイプ4」でした。
②が自己主張型だったため、「攻撃的なタイプ4」と称された結果になっているのだと思います。
もし②が自己主張型ではなく、タイプ4が該当する遊離型であればガチガチのタイプ4と判定されていたはずです。
こういうところがこの診断の面白いところで、結果が同じタイプだとしても①~④の組み合わせ次第で偏りが生じます。
それぞれの組合せがどういった性質を生み出すかは冒頭の理論にまとめられています。
興味のある方は翻訳して見てみてください。個人的にはかなり面白かったです。
というのも、かつてエニアグラムのセミナーを受講した際の質問紙への回答では、タイプ7のスコアが最大で次点がタイプ4でした。まあすぐにタイプ7ではないと分かってしまったのですが…。
タイプ4にしては外向きで、「そこはタイプ4じゃない」と否定されもしましたが、そもそもタイプ4が誇る「個性」がバラバラすぎて難解なんだとか。
その辺の話はまた別途。
更に余談ですが、一般的に「攻撃的な傾向が強いT4」はトライタイプ478と紹介されています。
トライタイプ提唱者も確かT8の478だったかと記憶していますが、元々そういう風に説明されているのかどのサイトを調べてもかなりアグレッシブなイメージです。
また、この診断ではエニアグラムにおいて大切な要素が省かれています。
それは「動機」。
エニアグラムで取り扱う三つ組みとの関連のみでタイプを判別しているので、動機には触れていません。
そのため、解釈違いによる誤差もあると理論ドキュメントの最後に記載されていました。
それでもユーザー評価としては「当たっていた」「面白かった」という肯定的な感想が多かったです。
わいも同じやで。
時間のある方は是非お試しください。
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